【この記事でわかること】
- なぜ身体がだるくなりやすいのかがわかる
- ストレッチがだるさ改善に効果的な理由がわかる
- 運動嫌いでも続けやすい3つの簡単ストレッチがわかる

筆者プロフィール
- 医療・運動分野で運動指導(15年以上)
- 保有資格:健康運動指導士、心臓リハビリテーション指導士、ヨガインストラクター(RYT200)
- 疲労はもちろん、肩こり・腰痛・目の疲れが嫌なので日々疲労回復に励む
- 好きな食べ物は焼き鳥とビール!
- 「朝から体が重い…」
- 「寝ても疲れが抜けない…」
- 「やる気はあるのに身体がだるい…」
そんな悩み、ありませんか?
私は医療系運動指導士として、これまで多くの現場で運動指導をしてきました。その中で感じるのは、“体がだるい人ほど、筋肉が固まりっぱなしになっている”ということです。
特に運動が苦手な人は、
- 長時間座りっぱなし
- 動く量が少ない
- 疲れてさらに動きたくない
という悪循環に入りやすいんですよね。
でも実は、だるさ改善のために激しい運動は必要ありません。まずは“固まった筋肉をゆるめて血流を良くすること”が大切なんです。

この記事では、運動嫌いでも自宅でできる「体のだるさを解消するストレッチ」を紹介します。
体がだるくなる原因
実は“血流の悪さ”が関係している


身体がだるいと、「疲労がたまってるのかな…」と思いますよね。もちろん疲労もあります。でも実際には、“血流の悪さ”が関係しているケースもかなり多いんです。
血液は、
- 酸素
- 栄養
- 疲労物質の回収
を行っています。
イメージとしては、“身体の配達屋さん”ですね。でも筋肉がガチガチになると、この流れが悪くなります。
すると、
- 重だるさ
- むくみ
- 疲れやすさ
につながりやすいんです。



実際のところ、手足が冷たい人、肩がこる人、足がつりやすい人に血流が悪い人が多い印象です。
血流や身体の重さが気になる人におすすめ
血流を改善する3つのストレッチを解説しています。


下半身が固まると全身がだるくなりやすい


特に固まりやすいのが、
- ハムストリングス(太ももの裏)
- ふくらはぎ
- 股関節まわり
です。
座っている時間が長いと、これらの筋肉は動かなくなります。すると血液が下半身にたまりやすくなり、“体全体が重い感じ”につながることもあるんです。



軽く散歩すると身体が軽くなった感じがするのは、足に溜まった血液の巡りが良くなるから。少しでも動くことがやっぱり大切です。
呼吸が浅い人もだるくなりやすい


ストレスや疲れが続くと、呼吸が浅くなる人も多いです。すると身体がずっと緊張モードになります。アクセルを踏みっぱなしの車みたいな状態ですね。
これでは、身体がしっかり休めません。



血流を良くするためには呼吸を深くすることも大事。実際、深呼吸を数回するだけでも血流は良くなります。
体のだるさ改善にストレッチが効果的な理由
ストレッチは“血液の通り道”を作りやすい


筋肉が固まると、血管も圧迫されやすくなります。ストレッチで筋肉がゆるむと、血液が流れやすくなるんです。
特に下半身を伸ばすストレッチは、
- むくみ対策
- 冷え対策
- 重だるさ改善
にもつながりやすいですよ。



ストレッチで血流が良くなると足先がじんわり温まります。
ゆっくりした動きはリラックス効果もある


ストレッチ中に呼吸をゆっくり行うと、副交感神経という“リラックスモード”が働きやすくなります。簡単にいうと、“身体のブレーキ”ですね。
すると、
- 力みが減る
- 呼吸が深くなる
- 身体が軽く感じやすい
という変化が起こりやすくなります。



身体がリラックスすると筋肉が緩んで血管の圧迫がなくなり、血流が良くなります!
「軽く動く」が実はかなり大事


だるい時ほど、「今日は動きたくない…」と思いますよね。
でも実は、軽く身体を動かしたほうがラクになるケースは多いんです。現場でも、「少し動いたら身体が軽くなった」という人はかなりいますよ。



軽く動くのなら、運動はなんでもOK!ストレッチは自宅で思いついた時にパパっとできるのでおすすめです。
体のだるさを解消する3つのストレッチ
① ハムストリングスストレッチ


太ももの裏側を伸ばすストレッチです。下半身の血流改善につながります。
やり方
- 床に座る
- 片脚を前へ伸ばす
- 背筋を伸ばしたまま身体を前へ倒す
- 20〜30秒キープ
- 反対側も行う



痛いのは頑張りすぎ。「筋肉がじんわり伸びてる~」くらいでOK!
太ももの裏の硬さが気になる人におすすめ
ハムストリングスを柔らかくする方法や、硬くなる原因について詳しく解説しています。


② 壁開脚ストレッチ


脚を壁へ上げることで、下半身をリラックスしやすくするストレッチです。疲れがたまりやすい人にもおすすめです。
やり方
- 壁の近くで仰向けになる
- 両脚を壁へ上げる
- 無理のない範囲で脚を開く
- 20〜30秒キープ



足をひらこうとして無理に力を入れないで!重力で勝手に足がひらきますから!
③ ふくらはぎストレッチ


ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど血流に関係しています。
やり方
- 壁に両手をつく
- 片脚を後ろへ引く
- かかとを床につけたまま体重を前へかける
- 20〜30秒キープ
- 反対側も行う



かかとを床から浮かす人多いです!かかとは床につけたまま!
ふくらはぎをしっかり伸ばしたい人におすすめ
角度を調整しながら行いたい人には、ストレッチボードを使った方法もおすすめです。
現場でよく見る間違い
① 痛いくらい伸ばしている


かなり多いです。特に男性に多いです。
「硬いからしっかり伸ばさなきゃ!」と思って無理に伸ばすと、身体は逆に緊張します。すると筋肉が防御反応を起こして、余計に固くなることもあるんです。
“痛気持ちいい”くらいがベストですよ。



「痛いほどしないとやった気がしない!」という人もいますが、“痛い”のは体からの「もうやめて!」のサインです。お見逃しなく!
② 呼吸を止めている


真面目な人ほど多いです。
頑張って伸ばそうとして、息が止まってしまうんですね。呼吸が止まると身体は力みやすくなります。「ふぅ〜」と吐きながら行ってみてください。



実際のところ呼吸とストレッチを組み合わせが最強です。息を「ふーーー」と吐きながら筋肉を伸ばしましょう!
③ 一気に長時間やろうとする


最初から30分頑張ろうとすると、続かなくなります。実際に現場でも、ストレッチが続く人ほど、
- 3分だけ
- お風呂後だけ
- 寝る前だけ
と決めています。まずは“短時間でも続ける”を大事にしてくださいね。



やっぱりコツコツ続けることが大事!
ストレッチ効果を高めるポイント
水分をしっかり摂る


水分不足になると、血液が流れにくくなりやすいです。
特に、
- 朝起きた後
- お風呂後
- コーヒーばかり飲む人
は注意したいですね。まずは水を少しずつ飲む習慣を作ってみてください。



よく「アルコールでもいいの?」と聞かれますが、残念ながらアルコールは水分に含まれません!!
水分補給を習慣化したい人におすすめ
自宅や職場でも使いやすいウォーターボトルを用意しておくと、水分補給を忘れにくくなります。
お風呂後がおすすめ


お風呂後は筋肉が温まり、身体が動きやすくなっています。ストレッチとの相性はかなり良いですよ。
「お風呂→ストレッチ→睡眠」の流れはおすすめです。



ストレッチをする元気がない時は湯船につかるだけでOK。シャワー浴よりも体のだるさが解消します!
身体を温めながらリラックスしたい人におすすめ
入浴時間をゆっくり過ごしたい人には、入浴剤を使った温浴習慣もおすすめです。
“完璧”を目指さない


運動嫌いな人ほど、「ちゃんとやらなきゃ」と思いやすいです。
でも、
- 1種目だけ
- 30秒だけ
- 疲れた日は深呼吸だけ
でも十分なんです。
まずは“ゼロにしない”を目標にしてみてくださいね。



やっぱり続けることが大事。続けることで少しずつ体のだるさがなくなります!
ストレッチを習慣化したい人におすすめ
毎日のストレッチを続けたい人には、継続を見える化できるカレンダーを活用する方法もあります。
YouTubeでだるさ解消ストレッチ
「文章だけだと動きがわかりにくい…」という人向けに、YouTubeでは短時間でできるストレッチ動画も紹介しています。
運動が苦手な人でも始めやすい内容になっています。
まとめ
体がだるい時は、「もっと頑張る」より“身体をゆるめる”ことが大切な場合があります。
特に、
- ハムストリングスストレッチ
- 壁開脚ストレッチ
- ふくらはぎストレッチ
は、運動嫌いな人でも始めやすい方法です。
まずは今日、3分だけでも身体を伸ばしてみてくださいね。



ストレッチは体のだるさを解消するのに特におすすめ!お気に入りのストレッチを見つけましょう!
参考文献
- American College of Sports Medicine. ACSM’s Guidelines for Exercise Testing and Prescription.
- Harvard Medical School. Stretching and flexibility for better health.
- Thijssen DHJ, et al. Impact of inactivity and exercise on the vasculature in humans. Eur J Appl Physiol. 2010.
- National Sleep Foundation. Sleep and physical recovery.










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