【この記事でわかること】
- 筋トレがダイエットに効く理由
- 自宅でできる脂肪燃焼トレーニングメニュー
- 続けるためのコツと頻度
- ダイエットをサポートするおすすめ筋トレグッズ
「ダイエット=食事制限と有酸素運動」と思っていませんか?
でも実は、筋トレこそが痩せやすい体を作る最強の方法なんです。
筋トレをすると筋肉が増え、基礎代謝が上がり、脂肪が燃えやすい体質に変わっていきます。
この記事では、初心者でもできる5つの筋トレメニューと、無理なく続けるためのコツ、ダイエットを助けるグッズを紹介します。
今日から少しずつ、運動習慣を始めてみましょう!


なぜ筋トレはダイエットに効果的なのか?
筋肉が増えると基礎代謝がアップする
筋トレによって筋肉量が増えると、体が自然に消費するエネルギー(=基礎代謝)も上がります。
基礎代謝は、私たちが1日で消費するカロリーの約60〜70%を占めており、その多くを筋肉が担っています。
つまり、筋肉が多いほど“太りにくく痩せやすい体質”になれるということ。
加えて、筋トレ後は「アフターバーン効果」により、数時間〜数十時間、脂肪が燃えやすい状態が続くとされています。
基礎代謝の約40%は筋肉によるもの。筋肉1kg増えると、1日で約13kcal多く消費すると言われています。
「骨格筋率」という言葉を意識して筋トレに取り組むことも大事。詳しくは下記の記事へ!

有酸素運動だけでは痩せにくい?
有酸素運動は脂肪を燃やすのに効果的ですが、筋肉も一緒に減る可能性があるため、基礎代謝が下がってしまうことがあります。
その結果、リバウンドしやすい体になってしまう人も少なくありません。筋トレを取り入れることで、脂肪を落としながら筋肉を守り、痩せやすい体を維持しやすくなります。
「筋トレ+有酸素運動」が理想的。先に筋トレをしてから有酸素運動をすると、脂肪燃焼効果が高まります。
「忙しくて時間がない!」という人には「朝ウォーキング」がおすすめ!朝ウォーキングはダイエット効果◎

脂肪を落とす!ダイエットに効く筋トレメニュー5選
スクワット(下半身)

通常のスクワットより足幅を広げて行うワイドスクワットは、内もも(内転筋)やお尻への刺激が強くなります。特に下半身の引き締めやヒップアップ効果を狙いたい人におすすめです。
やり方:
- 足を肩幅より広めに開き、つま先をやや外側に向けて立つ
- 背筋を伸ばしたまま、ゆっくり腰を落とす(膝がつま先の方向に向くよう注意)
- 太ももが床と平行になるまで下げ、3秒キープ
- 息を吐きながら元の姿勢に戻す(10〜15回 × 2〜3セット)
膝が内側に入るとケガの原因になるので、膝とつま先の向きを常に一致させるのがコツです!
プランク(体幹・お腹)

お腹を引き締め、姿勢改善にもつながる体幹トレーニング。腰を反らさないようにキープするのがポイントです。
やり方:
- うつ伏せになり、肘とつま先で体を支える
- お尻が下がらないように注意して、30秒〜1分キープ
- 慣れたら1分×2~3セットに挑戦
お腹に力を入れたまま呼吸を続けることで、インナーマッスルにも効きます!
ヒップリフト(お尻・太もも裏)

寝たまま行える簡単エクササイズ。お尻と太もも裏を同時に鍛えることができ、骨盤のゆがみ改善にも。
やり方:
- 仰向けで膝を立て、足を腰幅に開く
- 息を吐きながらお尻を持ち上げ、肩から膝が一直線になるようにする
- 3秒キープして、ゆっくり下ろす(10回 × 2セット)
お尻の筋肉は姿勢や代謝にも関与。下半身が引き締まると体型全体の印象が変わります!
プッシュアップ(胸・腕)

上半身の引き締めに効果的な自重トレーニング。二の腕のたるみや姿勢改善にも◎。
やり方:
- 手を肩幅より少し広めにつき、膝をついてもOK
- 胸を床に近づけて、肘を曲げ伸ばし(10回 × 2セット)
「できない」と思ったら膝つきでもOK。少しずつ負荷を高めていくのがポイント!
クランチ(腹筋)

クランチは腹筋の中でも特に「お腹の前面(腹直筋)」を集中して鍛える種目。お腹を引き締めたい方にぴったりの基本エクササイズです。
やり方:
- 仰向けに寝て膝を90度に曲げる(足は床につける)
- 両手は頭の後ろか胸の上に置く
- 息を吐きながら、肩甲骨が床から浮くまで上体を丸める
- 息を吸いながらゆっくり戻す(15〜20回 × 2セット)
「お腹の力で起き上がる」ことを意識すると首に負担をかけずにお腹に効きます!
筋トレダイエットを成功させるコツ
無理しすぎず「習慣」にする
筋トレをダイエットに活かすには、継続することが最も大切です。
最初から完璧を目指すより、「週2〜3回、10分だけ」といった小さな目標でOK。1日1種目だけでも、続ければしっかり成果は出てきます。
- カレンダーにチェックを入れる
- 時間を決めて行う
など、視覚化すると習慣化しやすくなります!
疲れている時はストレッチだけでもOK!疲労回復や怪我の予防もダイエットに欠かせません。

トレーニング後の食事を見直す
筋トレ後は、体がエネルギーと栄養を吸収しやすいタイミング。
高たんぱく・低脂質な食事を心がけると、筋肉の回復と代謝アップをサポートできます。
「プロテイン+バナナ」は、手軽でバランスの良い組み合わせ。トレ後30分以内がベストタイミングです。
まとめ|ダイエット成功の鍵は「続けられる筋トレ」
「筋トレでダイエット」は、特別な人だけの方法ではありません。
自宅で、少しずつ、できることから始めるだけで、脂肪は燃え、体は引き締まり、気持ちも前向きになります。
最初は週2回から。1日1種目でもOK。
“継続できる形”を見つけて、あなたに合ったダイエット習慣を築いていきましょう!


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