- 寝起きの顔のむくみで困っているなら、5分できる「顔のむくみ解消法」を行いましょう!
- 睡眠中は血液やリンパの流れが滞り、顔がむくみやすい状況です。寝起きに顔のむくみ解消法を行うことで目元や顔全体をすっきりさせることができます。
- この記事では顔のむくみ解消法として「ストレッチ」と「セルフマッサージ」を紹介します。
寝起きの顔のむくみで困っているなら、5分できる「顔のむくみ解消法」を行いましょう!
睡眠中は血液やリンパの流れが滞り、顔がむくみやすい状況です。
- 塩分の過剰摂取
- 水分不足
- アレルギー症状
- アルコールの過剰摂取
などが合わさると、より顔のむくみを助長します。
この記事では「顔のむくみ解消法」として、
- ストレッチ
- セルフマッサージ
を紹介します。
寝起きに顔のむくみ解消法を行うことで目元や顔全体をすっきりさせることができます。
起床後すぐに顔のむくみを解消して、すっきり小顔を取り戻しましょう。


顔のむくみの原因

下記が顔のむくみの原因です。
- 睡眠中の水分の停滞
- 塩分の過剰摂取
- 質の低い睡眠
- アルコールの摂取
- ホルモンバランスの変化
- アレルギー・花粉症
- 水分不足
睡眠中の横になる姿勢(水平姿勢)は、重力の影響が立っているときと異なり、血液やリンパ液が体全体に均等に分布しやすくなります。
そのため、特に顔や首周りなどは重力の影響で体液が集まりやすく、これがむくみの原因となります。
鼻詰まりは身体を温めると楽になるため、身体を温める効果がある有酸素運動は鼻詰まりの解消に効果的です。下記の記事では鼻詰まりを解消するスロージョギング(有酸素運動)を紹介しています。

病気が原因のことも

顔のむくみが長期間ある場合や慢性化している場合は、病気が隠れている可能性があります。
- 腎臓病
- 甲状腺機能低下症等の甲状腺疾患
- アレルギー反応
- 感染症
- 肝臓病
- 薬の副作用
顔のむくみが長期化、または慢性化している場合は医師に相談しましょう。
心臓病が重症化した「心不全」でも顔のむくみが症状としてあらわれます。心不全については下記の記事をご覧ください。

むくみやすい顔の部位

寝起きの顔のむくみで特にむくみやすい部位は、
- 目のまわり
- ほっぺた
- おでこ
- 鼻のまわり
です。
目のまわり
目元は皮膚が薄く、リンパ液が溜まりやすい構造になっています。
- 睡眠不足
- 過剰な水分摂取
- アレルギー・花粉症
- 塩分の過剰摂取
が目のまわりのむくみの原因となります。
目のまわりがむくむと、「まぶたが腫れぼったい」感じや、目の下の膨らみが目立ちやすくなります。
ほっぺた
ほっぺたは脂肪が多い部分で、水分が溜まりやすい特徴があります。
- 血行不良・リンパの滞り
- 咀嚼の回数が少ない
などがあると、ほっぺたがむくみやすいです。
ほっぺたがむくむと、頬が膨らんで顔全体が丸く見えることがあります。
おでこ
おでこのむくみは頭皮の血流やリンパの滞りが影響します。
- 長時間のデスクワーク
- ストレスによる筋肉の硬直
がおでこのむくみの原因です。
おでこのむくみにより目元や眉毛周辺が重たく感じることがあります。
長時間のデスクワークが原因の肩こりは「腕ストレッチ」で楽にしましょう!

鼻まわり
鼻のまわりは小さな血管やリンパが集まる部分で、むくみやすい箇所です。
- アレルギー性鼻炎
- 風邪
などで鼻のまわりはむくみやすくなります。
鼻のまわりがむくむと、鼻が少し腫れて見えます。
朝5分の顔のむくみ解消法

ここからは「朝5分の顔のむくみ解消法」を紹介します。顔のむくみ解消法のポイントは、
- ストレッチ
- セルフマッサージ
の2つです。
背筋・体側ストレッチ

- 床に座って行う。
- 両手を組んで真上に腕を伸ばす。
- できるだけ背筋を伸ばして5秒間背中のストレッチをする。
- 両手を組んだまま、横に倒して脇のあたりをストレッチする。
- 左右それぞれ10秒ずつストレッチを行う。
このストレッチは背中と体側(体の側面)の筋肉を伸ばします。
体側には大きなリンパ節が集まっています。体側をストレッチすることにより、リンパの流れが促進され、顔や首のリンパ液の排出がスムーズになります。
首の横ストレッチ

- 背筋を伸ばす。
- 頭を左右どちらかに倒し、耳を肩に近づける。
- 左右それぞれ10秒ずつストレッチを行う。
このストレッチは首から肩にかけての筋肉を伸ばします。
首には、顔のリンパ液を体の中心部に流す通路が通っています。
特に、首には頸部リンパ節が集中しており、この部位の流れが滞ると顔のむくみが悪化します。
肩が上がらないよう注意する

首の横のストレッチでは肩が上がらないように注意しましょう。頭を横に倒す前に肩が下がっていることを確認しましょう。
肩だけでなく肩甲骨をしっかり下げると、より効果的にストレッチを行えます。
首の前ストレッチ

- 両手を胸の骨にあて、胸の皮膚を軽く下げる。
- 口を閉じたまま、上を向く。
- 喉のあたりがストレッチされているのを感じる。
- 10秒間ストレッチを行う。
このストレッチは胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)を伸ばします。
胸鎖乳突筋は、首の前面から側面にかけて走る大きな筋肉で、顔や頭部の血液やリンパ液を体幹へと流す重要な役割を担っています。
胸の皮膚を軽く下げる

両手を胸の骨にあてたら、両手で胸の皮膚を軽く下げましょう。胸の皮膚を軽く下げることで、喉のあたりがよりストレッチされます。
おでこマッサージ
- 両手の人差し指、中指、薬指をおでこにあてる。
- 皮膚が動くように三本の指でおでこをくるくるまわす。
- 少しずつ指の位置を変え、眉毛の上から生え際まで万遍なくマッサージを行う。
おでこは、顔全体のリンパ液や血液が頭皮へと流れる部位です。
おでこマッサージは顔や頭皮の血流を改善し、顔全体のむくみが解消する効果があります。
ほっぺたマッサージ

- 人差し指、中指、薬指を左右のほっぺたにあてる。
- 皮膚が動くように三本の指でほっおえたをくるくるまわす。
- 少しずつ指の位置を変え、アゴから目元まで満遍なくマッサージを行う。
ほっぺたマッサージはリンパ液を排出し、頬のたるみも防ぎ、顔全体をすっきりさせます。
側頭部マッサージ

- 親指以外の4本の指を側頭部に左右それぞれあてる。
- 4本の指で頭皮を大きくくるくる3回まわして、3秒間ぐーっと押す。
- 側頭筋全体がマッサージできるように、手の位置を変えて「2」の動作を行う。
側頭部には多くの血管やリンパ節があり、顔から頭皮へリンパ液を流す重要な通路となってるため、側頭部をマッサージすることで顔のむくみが効果的に解消されます。
また、側頭部のマッサージは、
- ストレス解消
- リラックス効果
もあり、むくみ以外の症状(緊張性頭痛など)にも良い影響を与えます。
耳マッサージ

耳マッサージとは、
- 耳を揉む
- 耳を引っ張る
- 耳のツボを押す
ことで、様々な効果が期待できるセルフケアの一つです。
耳周辺には多くのリンパ管が集まっています。そのため、耳マッサージは顔の余分な水分を排出する効果があります。
耳を刺激することでリンパの流れを促進し、顔全体のむくみを解消します。
適度な強さでゆっくり行う
耳マッサージは「適度な強さ」で「ゆっくり」行いましょう。耳マッサージは強すぎると痛みを感じたり、逆に弱すぎると効果が得られません。
また、ゆっくりマッサージを行うことでリラックス効果が高まり、気持ちのリラックスはリンパの流れの改善にも効果的です。
耳マッサージの強さの目安は下記の通りです。
- マッサージ後、耳が温かくなる(血行が良くなる)
- 痛みがない
- 心地よい(気持ちよい)
深呼吸

深呼吸は顔のむくみの改善に効果的です。
深呼吸を行うことで血液やリンパ液の循環が活発になります。
リンパ液は筋肉や呼吸運動によって移動します。深い呼吸はリンパ液の流れを助け、顔のむくみを軽減します。
鼻呼吸で「吸う4秒」・「吐く8秒」

深呼吸は「鼻呼吸」で「長く細く」を意識して行いましょう。
顔のむくみを解消する深呼吸は、
- 吸う4秒
- 吐く8秒
のリズムで行いましょう。
空気を「吸う」よりも「吐く」時間を長くすることでリラックス効果が高まり、顔のむくみが改善します。
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天気が影響する「低気圧頭痛」も深呼吸で解消することができます。詳しくは下記の記事をご覧ください。

顔のむくみ解消法をより効果的にする方法

顔のむくみはストレッチとセルフマッサージで解消できますが、更に効果的に行うために下記の3つのポイントを組みわせまわしょう。
- 起床後すぐに行う
- 水分補給を行う
- 軽い運動と組み合わせる
起床後すぐに行う

顔のむくみ解消法は「起床後すぐ」に行いましょう。
起床後すぐに行うことで、
- 血液・リンパ液の循環活性化
- 筋肉の緊張をほぐす
- 自律神経を整える
といった効果があり、これらは顔のむくみを解消します。
起床後すぐに顔のむくみ解消法を行うことで、その日一日を顔がすっきりした状態で送ることができます。
水分補給を行う

顔のむくみ解消法の後は必ず「水分補給」を行いましょう。
ストレッチやマッサージでリンパの流れが良くなると、老廃物が排出されやすくなりますが、体内の水分が不足していると排出が難しくなります。
そのため、顔のむくみ解消法の後は十分な水分を摂取することが大切です。
顔のむくみ解消法の後の水分補給は、
- ぬるま湯・白湯
- デトックスウォーター
を飲むと、さらに効果が高まります。
軽い運動と組み合わせる

顔のむくみ解消法と軽い運動を組わせて行うと、より顔のむくみを解消することができます。
- 軽いウォーキング
- ストレッチ
- ヨガ
- その場で足踏み
などを顔のむくみ解消法の後に行うと、効果的に顔のむくみを解消することができます。
ウォーキングやストレッチ、ヨガの具体的なやり方は下記の記事を参考にして下さい。



まとめ
- 寝起きの顔のむくみで困っているなら、5分できる「顔のむくみ解消法」を行いましょう!
- 睡眠中は血液やリンパの流れが滞り、顔がむくみやすい状況です。寝起きに顔のむくみ解消法を行うことで目元や顔全体をすっきりさせることができます。
- この記事では顔のむくみ解消法として「ストレッチ」と「セルフマッサージ」を紹介しました。


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