デスクワークで歪んだ姿勢を改善!デスクワーカー必見の骨盤矯正ストレッチ

  • 長時間の座り仕事が引き起こす骨盤の歪みとその影響を解説。
  • デスクワーカー向けに簡単にできる骨盤矯正ストレッチを紹介。

私はスポーツインストラクター、兼ヨガインストラクターとして病院やスポーツジムで活動しています。

デスクワークで長時間座りっぱなしの生活が続くと、姿勢が悪くなってきたと感じていませんか?

特に、骨盤が歪むことで腰や背中の痛み、さらには肩こりまで引き起こされることがあります。

仕事に集中していると、姿勢が崩れていることに気づかないことも多いですが、少しの工夫で改善できます。

この記事では、デスクワーカー向けに簡単にできる骨盤矯正ストレッチを紹介します。忙しい合間にできる方法で、姿勢改善と体のケアを一緒に始めましょう。

目次

デスクワークが引き起こす姿勢の悪化とその影響

長時間のデスクワークは、姿勢に悪影響を与える主な原因となります。

座りっぱなしの状態が続くことで、筋肉や関節に負担がかかり、体全体のバランスが崩れてしまいます。

特に、骨盤周りの筋肉が硬直し、姿勢が悪化することがよくあります。姿勢の悪化は、

  • 腰痛
  • 肩こり
  • 精神的な疲れ

にも繋がることがあるため、注意が必要です。

長時間座ることが姿勢に与える影響

デスクワークで長時間座っていると、自然と猫背や前傾姿勢になりがちです。

この姿勢を続けることで、骨盤が後ろに倒れたり、背骨が曲がる原因となり、体全体のバランスが崩れます。

骨盤が後傾すると、背中の筋肉に過度の負担がかかり、肩や腰に痛みを引き起こすことがあります。また、足のむくみや血行不良にも繋がりやすく、健康に悪影響を与えることがあります。

定期的に姿勢をチェックし、背筋を伸ばして座ることを意識するだけで、体への負担を軽減できます。

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骨盤の歪みが引き起こす問題

骨盤の歪みは、デスクワークや不良姿勢によって引き起こされることが多いです。

骨盤が歪むと、背骨や肩、膝などに負担がかかり、全身のバランスが乱れます。

特に、骨盤が後ろに傾きすぎると、腰痛や股関節の痛みが生じやすくなります。

また、骨盤が歪むことで、体が左右非対称になり、体の動きが不自然になり、慢性的な筋肉の緊張や疲労を引き起こすことがあります。

骨盤が歪んでいると、歩行や立ち上がりの際に不自然な動きが生じ、さらなる体の不調を招くことがあります。

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骨盤の歪みを矯正するストレッチ

ここからは骨盤の歪みを矯正するストレッチを5つ紹介します。

股関節まわし

  1. 起立した状態から片脚をあげる。
  2. 上げた脚を横にひらき、ななめ後ろにまで動かす。
  3. 左右交互に10回ずつ行う。

長時間座っていると股関節周りの筋肉が固まり、骨盤が前後に傾くことがあります。股関節まわしを行うことで、座りっぱなしによる筋肉の硬直を解消し、骨盤の位置を調整することができます。

ハムストリングス ストレッチ

  1. ストレッチする方の足を一歩前に出し、かかとを床につける。
  2. 前に出した脚の膝は伸ばしておく。
  3. 股関節から上半身を前に倒し、太ももの後面をストレッチする。
  4. 左右それぞれ30秒行う。

デスクワークで長時間座っていると、ハムストリングスが硬くなりやすく、腰や背中に負担をかけることがあります。

ハムストリングスストレッチを行うことで、筋肉を柔軟に保ち、骨盤を前後に傾けないように調整できます。

ふくらはぎ ストレッチ

  1. 両手を壁などにつき、足を前後にひらく。
  2. 後ろ足のかかとを床につけたまま、前足の体重をかける。
  3. 左右それぞれ30秒行う。

デスクワーク中、足を組んだり、同じ姿勢で長時間過ごしたりすることが多いため、腓腹筋(ふくらはぎ)が固まりがちです。

腓腹筋の硬直が骨盤の歪みに繋がるため、ふくらはぎのストレッチで血行を促進し、骨盤を正しい位置に保つことができます。

つま先を前に向ける

後ろ足のつま先を真っすぐ前に向けましょう。

後ろ足のつま先が斜め内側、または外側を向いているとふくらはぎ全体がストレッチされません。つま先は真っすぐ前に向けてふくらはぎのストレッチを行いましょう。

足の付け根 ストレッチ

  1. ストレッチする方の脚を一歩後ろに引く。
  2. 足の付け根から上半身を後ろに倒す(脚の付け根を前に出す)。
  3. 左右それぞれ30秒行う。

座りっぱなしでいると腸腰筋が縮こまり、骨盤の前傾を助長します。腸腰筋のストレッチを行うことで、骨盤をニュートラルな位置に戻し、腰痛や背中の痛みを予防できます。

前屈 ストレッチ

  1. 足は拳一つ分入る程度ひらいて立つ。つま先と膝は真っすぐ前に向ける。
  2. 股関節から上半身を前に倒す。
  3. 両手を膝下につける。
  4. 真っすぐ前を向いて、背中は真っすぐにし、呼吸に意識を向ける。

座っている時間が長いと、骨盤が後傾して腰痛や肩こりを引き起こすことがあります。

半分の前屈を取り入れることで、腰や背中をリフレッシュし、骨盤を元の位置に戻すことができます。

骨盤矯正ストレッチのポイントと頻度

骨盤矯正ストレッチを実践する際のポイントを押さえておくと、より効果的に姿勢を改善することができます。以下のポイントに気をつけながら、頻度や方法を調整していきましょう。

骨盤矯正ストレッチのポイント

ウォーキングで身体を温める

急にストレッチを行うと筋肉や関節に負担がかかるため、身体を温めてからストレッチを行うのがオススメです。軽いウォーキングなどで、筋肉を温めてから行いましょう。

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無理のない範囲で行う

ストレッチは、痛みを感じない範囲で行うことが大切です。過度に無理をして体を伸ばすと、筋肉や関節を傷めてしまう恐れがあります。

呼吸を意識しながら行う

ストレッチ中は、呼吸を止めずに深呼吸をしながら行いましょう。リラックスして筋肉を伸ばすことが効果的です。

骨盤矯正ストレッチの頻度

骨盤矯正ストレッチは、毎日少しずつ行うことが最も効果的です。

特にデスクワークが多い方は、1時間ごとに立ち上がり、簡単なストレッチをすることを習慣にしましょう。

目安としては、1日5~10分程度のストレッチを、できれば朝と夜に取り入れると良いでしょう。体が硬く感じる方は、ストレッチの回数を増やすことをおすすめします。

無理なく毎日続けられる範囲で、時間を決めてストレッチを行うと、習慣化しやすくなります。

まとめ: デスクワーカーのための姿勢改善ストレッチ

デスクワークによる姿勢の悪化や骨盤の歪みは、長時間続けていると次第に体に大きな負担をかけてしまいます。

定期的に姿勢改善のためのストレッチを行い、骨盤矯正を意識的に行うことが、健康維持には非常に効果的です。

特にデスクワーカーは、仕事の合間に簡単にできる骨盤矯正ストレッチを取り入れることで、体のバランスを整え、肩こりや腰痛などの症状を予防することができます。

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スポーツインストラクター|健康運動指導士|心臓リハビリテーション指導士|ヨガインストインストラクター|スポーツジム・病院勤務|読書好き|漫画も好き|名言が好き|運動・健康について情報発信|YouTubeでトレーニング動画配信中

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