- 肩こりによる頭痛はストレッチで解消しましょう!
- 肩こりによる頭痛は首や肩、頭皮が硬くなり、血流が悪くなったことが原因で生じます。
- この記事では首、肩、頭皮をストレッチし、頭痛を解消するストレッチを5つ紹介します。
肩こりによる辛い頭痛はストレッチで解消できます!
肩こりによる頭痛の原因は、肩や首、頭皮が硬くなり、血流が悪くなることで起こります。長時間のデスクワークや運転など長時間同じ姿勢でいると起こりやすくなります。
この記事では、肩こりによる頭痛を解消するストレッチを5つ紹介します。ストレッチで肩こりを解消し、頭痛も治しましょう!
肩こりと頭痛、ストレッチについて
まずは肩こりと肩こりによる頭痛、ストレッチについて紹介します。
肩こりについて
肩こりとは
肩こりとは、首から肩にかけての筋肉が緊張して痛みやこわばりを感じる症状のことをいいます。
筋肉が硬くなり血流が低下した状態
肩こりは肩や首の筋肉が硬くなった状態です。筋肉は通常、ゴムのように伸び縮みできますが、硬くなると、伸び縮みができなくなります。
筋肉が硬くなることで血流が悪くなります。硬くなった筋肉は血管を圧迫します。
- 血液
- 栄養
- 老廃物(疲労物質)
がスムーズに流れなくなります。その結果、痛みやだるさ、疲れやすいといった症状を引き起こします。
肩こりによって肩や首に筋肉、頭皮が硬くなり、血流が悪くなります。十分な血液が頭に行かないため、頭痛を引き起こします。
肩こりの原因
肩こりの原因は下記のとおりです。
- 長時間のデスクワーク
- 長時間のスマホの使用
- 悪い姿勢(猫背)
- なで肩
- ストレス
- 運動不足
- 喫煙
- 高血圧
肩こりの原因の内、長時間のパソコンやスマホの使用、長時間の運転など長時間同じ姿勢でいることが原因となる場合が多いです。また、ストレスを感じやすい人も肩こりが頻発しやすいです。
高血圧の改善には「朝ウォーキング」が効果的です。朝ウォーキングは高血圧の原因の肥満、ストレス、食欲過多などを改善するからです。詳しくは下記の記事をご覧ください。
肩こりによる症状
肩こりがひどくなると頭痛などの症状を起こします。
- 肩の痛みやだるさ
- 腕のしびれやだるさ
- 腕の痛み
- めまい
- 吐き気
肩こりは目の疲れ(眼精疲労)の原因にもなります。眼精疲労の解消法は下記の記事を参考にして下さい。
肩こりが原因の頭痛について
原因は頭への血流低下
肩こりによる頭痛は肩や首の筋肉、頭皮が硬くなり、頭への血流が悪くなることで起こります。
硬くなった筋肉は血管を圧迫し、血流を阻害します。ストレッチで筋肉を柔らかくし、血流を改善することで頭痛を解消します。
頭痛のタイプ
- 緊張型頭痛:緊張型頭痛は最も一般的な頭痛で、肩こりからくる頭痛のほとんどが緊張型頭痛です。頭全体に鈍い痛みや締めつけられるような痛みが生じます。
- 片頭痛片頭痛:緊張型頭痛よりも痛みが強く、吐き気や嘔吐、光や音に敏感になるなどの症状を伴うことがあります。
- 群初頭痛:片目や額に激しい痛みが生じる頭痛の一種です。片頭痛の痛みよりも強いことが多く、吐き気や嘔吐、涙目、鼻水、顔面紅潮などの症状を伴うこともあります。群発頭痛は、男性に多く、20~40歳代に多く見られます。
頭痛解消法
肩こりによる頭痛を解消するには、肩や首の筋肉を柔らかくすることです。肩や首の筋肉を柔らかくするには下記のような方法があります。
- 肩や首を温める
- 運動して肩や首の筋肉を動かす
- 綺麗な姿勢を保つ
- 睡眠を十分にとる
- ストレスを解消する
- マッサージを受ける
この記事では肩や首の筋肉、頭皮を柔らかくすることを目的としたストレッチを紹介します。ストレス解消にはヨガもオススメです。
肩こり解消ストレッチのポイント
1つ30秒
ストレッチは1種目30秒行いましょう。30秒ストレッチを行うことで、筋肉の表面だけでなく、深いところもストレッチすることが出来るからです。
ストレッチの時間はタイマーを使いましょう。
坐骨で座る
この記事で紹介するストレッチは全て床、または椅子に座って行えます。座る際、坐骨を座面に当て、背筋を伸ばしましょう。背筋を伸ばしてストレッチを行うことでストレッチの効果が高まります。
坐骨はお尻の骨です。お尻を触ってゴツっとしたいる骨が坐骨です。坐骨を座面に当てて座るようにしましょう。
痛気持ちいい強さで行う
ストレッチは「痛気持ちいい」強さで行いましょう。
「痛気持ちいい」は、
- 息をこらえない程度
- お喋りする余裕がある程度
- 不快でない程度
と言い換えることもできます。
ストレッチは「痛い!」と感じる程頑張ってしまうと、筋肉を痛めてしまいますのでご注意下さい。
息をこらえない
ストレッチは呼吸を止めずに行いましょう。ストレッチ中も深い呼吸を行うことで、ストレッチの効果を高めることができます。
ストレッチを行う際に息を止めると、筋肉が緊張した状態になり、十分に筋肉を伸ばすことができません。また、息を止めると血流が悪くなり、疲労回復効果が低下してしまいます。
お風呂上りに行う
ストレッチはお風呂上りなど、体が温まった状態で行うのがオススメです。体が温まった状態でストレッチを行うと、筋肉が伸びやすいからです。
お風呂上りにストレッチを行うと、翌日の体の状態が全く違います。「疲れがとれない…」とお悩みの方は是非「お風呂上りのストレッチ」をお試し下さい。ちなみにサウナ後もストレッチはおすすめです。
肩こりによる頭痛を解消するストレッチ
ここからは肩こりによる頭痛を解消するストレッチを5つ紹介します。
首の後ろ
- 背筋を伸ばして座る。
- 頭を前に倒し、両手を後頭部にのせる。
- 首の後ろの伸びを感じる。
手には力を入れない
両手を後頭部にのせますが、あくまでも「のせるだけ」です。手に力を入れてしまうと、首の筋肉を痛めてしまいますのでご注意下さい。
首の筋肉はとてもデリケートです。無理にストレッチをすると、次の日寝違いを起こしたようになります。
首の横
- 背筋を伸ばして座る。
- 頭を左右どちらかに倒し、耳を肩に近づける。
- 左右それぞれ30秒ずつ行う。
肩が上がらないようにする
首の横のストレッチでは肩が上がらないように注意しましょう。頭を横に倒す前に肩が下がっていることを確認しましょう。
肩だけでな肩甲骨をしっかり下げると、より効果的にストレッチを行えます。
首の前(喉のあたり)
- 背筋を伸ばして座る。
- 両手を胸の骨にあてる。
- 口を閉じたまま、上を向く。
- 喉のあたりがストレッチされているのを感じる。
このストレッチは胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)を伸ばします。胸鎖乳突筋は長時間のパソコンやスマホの使用で硬くなりやすい筋肉です。
胸の皮膚を軽く下げる
両手を胸の骨にあてたら、両手で胸の皮膚を軽く下げましょう。
胸の皮膚を軽く下げることで、喉のあたりがよりストレッチされます。
肩
- 片腕を横に伸ばす。
- もう一方の腕は横に伸ばした腕を下から抱える。
- 横に伸ばした腕を手前に引き寄せる。
- 左右それぞれ30秒ずつ行う。
おへそは正面に向けたまま行う
横に伸ばした腕を手前に引き寄せることが肩のストレッチのポイントですが、腕を引き寄せた勢いで、おへそが横を向かないように注意しましょう。
おへそは前に向けたまま行います。
背中
- 両手を体の前で組む。
- 両手を出来るだけ前に伸ばし、背中をまるめる。
- 肩甲骨のあたりが伸びているのを感じる。
このストレッチは菱形筋(りょうけいきん)という筋肉を伸ばします。菱形筋は左右の肩甲骨と背骨を繋ぐ筋肉です。
おへそを覗き込む
しっかり背中をストレッチするためには背中をまるめる必要があります。
背中をまるめるためにおへそを覗き込みましょう。
まとめ
- 肩こりによる頭痛はストレッチで解消しましょう!
- 肩こりによる頭痛は首や肩、頭皮が硬くなり、血流が悪くなったことが原因で生じます。
- この記事では首、肩、頭皮をストレッチし、頭痛を解消するストレッチを5つ紹介しました。
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