歌が上手くなる方法は?歌が上手くなるトレーニング法

【この記事でわかること】

  • 歌が上手くなるための身体の使い方
  • 姿勢と体幹、腹式呼吸の重要性
  • 自宅でできるトレーニング方法
  • 発声に効果的な「リップロール」と「ドローイン」のやり方

私は医療系運動指導士として、病院やスポーツジムで活動しています。

  • 「もっと歌が上手くなりたい…」
  • 「音程が不安定」
  • 「声が続かない」

そんなお悩みはありませんか?

実は、歌唱力の向上には「身体の使い方」が大きく関わっています。

特に重要なのが、姿勢・体幹・呼吸の3つ。この3つを整えることで、声の響きや安定感が増し、表現力もアップします。

この記事では、まず歌が上手くなるための3つの重要ポイントをご紹介。

そのうえで、それらを支えるための具体的なトレーニング方法を解説します。ポイントと練習法の両方を押さえて、あなたの歌声をワンランクアップさせましょう。

目次

歌が上手くなる方法は?姿勢・体幹・呼吸を整えることが鍵

姿勢を整える

正しい姿勢は呼吸の通り道を確保し、声量と響きを最大限に引き出します。

猫背や反り腰の姿勢では肺が十分に膨らまず、呼吸が浅くなり、声がこもりやすくなります。歌うときは、背筋をまっすぐに伸ばし、肩と首の力を抜くことが大切です。

姿勢を正すだけで肺活量が約10%アップするという報告もあります。

スマホやパソコンの使い過ぎによって「首が前に出てる」姿勢の方が増えています。首が前に出ると肩こりが起こるdけでなく、呼吸も浅くなり、歌も上手に歌えなくなります。

首が前に出てる姿勢はストレッチで早めに解消しましょう!

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体幹を安定させる

体幹は、腹部や背中まわりの筋肉群を指し、発声時の安定感や息のコントロールに直結します。

体幹が弱いと、歌の途中で体がブレたり、音程が不安定になったりしやすくなります。安定した体幹は、長時間の歌唱でも疲れにくくします。

プロの歌手は、発声練習と同じくらい体幹トレーニングにも時間をかけています。

呼吸をコントロールする

特に腹式呼吸は、歌声の土台となる息を安定的に供給するために不可欠です。

胸式呼吸だけだと息が浅く、フレーズの途中で息が切れやすくなります。横隔膜をしっかり使い、深く吸ってゆっくり吐く呼吸を習得することで、ロングトーンや高音も安定します。

腹式呼吸はストレス軽減にも効果があり、歌唱時の緊張を和らげます。

雨の日の頭痛は深呼吸で楽にできます。詳しくは下記の記事をご覧ください。

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姿勢を整え体幹を安定させるトレーニング3選

ここからは、先ほど紹介した「姿勢」と「体幹」を効果的に強化できるトレーニングをご紹介します。これらを行うことで、姿勢の安定や呼吸の持久力も向上し、歌声に厚みと安定感が生まれます。

クランチ(腹直筋を鍛える)

効果:お腹の前面を鍛え、発声時の腹圧を安定させる。

  1. 仰向けに寝て膝を立てる
  2. 両足を上げる(膝と股関節は90度)
  3. 膝の位置は変えずに、息を吐きながら上体を少し起こす
  4. ゆっくり戻す
  5. 10回×2セット

反動を使わず、腹筋の動きを意識して行いましょう!

カッコいい腹筋を手に入れたい!という方は下記の記事で紹介している腹筋トレーニングも追加して行いましょう!

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プランク(腹横筋と全身の安定)

効果:胴回り全体を支える力を養い、声のブレを防ぐ。

  1. うつ伏せで肘とつま先を床につける
  2. 体を一直線に保ち30秒キープ

腰が落ちたりお尻が上がらないように踏ん張りましょう!

ハイプランク(プランクでは物足りない場合)

  • 腕を伸ばし、手のひらで体を支える
  • 肩や腕にも負荷がかかり、安定力がさらに向上

ヒップリフト(お尻・背中・体幹)

効果:骨盤周辺を安定させ、呼吸の支えを強化。

  1. 仰向けで膝を立てる
  2. お尻を持ち上げ、肩から膝まで一直線に
  3. ゆっくり下ろす

お尻と太ももの裏を意識して、お尻をキュッと小さくさせましょう!

片足ヒップリフト(ヒップリフトでは物足りない場合)

  1. 片足を伸ばして、反対の足で支える
  2. 体幹とバランス力がさらに鍛えられる

お尻の筋肉が弱くなったり、疲れが溜まると腰痛が起こりやすくなります。腰痛でお悩みの方は「お尻ストレッチ」で腰痛を解消しましょう!

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呼吸をコントロールする!歌が上手くなる腹式呼吸トレーニング

歌唱において、呼吸は声の“燃料”のような存在です。

特に腹式呼吸を身につけると、息の持続力やコントロール力が向上し、声のブレや息切れを防げます。胸だけで呼吸していると、どうしても浅く不安定な発声になりがち。

歌が上手くなりたいなら、まずは「呼吸の質」を変えることが第一歩です。

ここでは、腹式呼吸を効果的に身につけるためのトレーニングとして、「ドローイン」と「リップロール」を紹介します。簡単にできる方法ばかりなので、毎日の習慣としてぜひ取り入れてみてください。

仰向けでの呼吸練習(ドローイン)

  1. 仰向けで膝を立てる
  2. 吸ってお腹を膨らませる
  3. 吐きながらお腹を凹ませキープ
  4. 10回繰り返す

背中が浮かないよう注意しましょう!

リップロールで声帯を優しく刺激

  1. 唇を軽く閉じて「プルルル…」と息を吐く
  2. 慣れたら音階をつけて行う

息を一定に保ち、喉に力を入れない。

さらに、肩や首の余計な力も抜くことで、より自然で響きのある声が出やすくなります。リラックスした状態で行うことが、リップロールの効果を最大限に引き出すコツです。

YouTubeで腹筋を鍛えよう

歌の上達には、日々のトレーニングの継続がカギ。その中でも腹筋をしっかり鍛えることは、安定した発声や呼吸コントロールに直結します。

「一人では続かない」「正しいフォームがわからない」という方のために、YouTubeで一緒にできる腹筋トレーニング動画をご用意しています。

自宅で、好きな時間に、気軽にチャレンジできる内容ですので、ぜひチェックしてみてください。

動画を見ながら行うことで、正しいフォームを意識しやすくなり、効果もアップ!

まとめ|“声”は体から生まれる!毎日の積み重ねが歌唱力アップの鍵

歌が上手くなるためには、「才能」よりも「身体の使い方」が重要です。姿勢を整え、体幹を鍛え、呼吸を意識することで、あなたの歌声は確実に変わります。

  • 姿勢の改善 → 声の響きがアップ
  • 体幹の安定 → ブレない発声
  • 腹式呼吸 → 息の持久力と表現力向上
  • リップロール → 声帯の調整とウォーミングアップに最適

これらはすべて、地道なトレーニングで誰でも身につけることができます。

あなたの声は、あなたの身体が作ります。1日5分の習慣が、未来の自信につながります。

無理なく、楽しく、できることから始めてみましょう。あなたの歌声がもっと自由に、もっと伸びやかに響く日を応援しています!

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この記事を書いた人

ご覧頂きありがとうございます。
スポーツインストラクター|健康運動指導士|心臓リハビリテーション指導士|ヨガインストインストラクター|スポーツジム・病院勤務|読書好き|漫画も好き|名言が好き|運動・健康について情報発信|YouTubeでトレーニング動画配信中

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