【この記事でわかること】
- 家で器具なしでできる初心者向け筋トレ5種目
- 効果を出すための強度・回数・頻度の目安
- 筋トレを習慣化するための工夫
- YouTube動画を活用した自宅トレーニング方法
「筋トレを始めたいけどジムはハードルが高い」「器具もないし、何からやればいいの?」――そんな悩みを持つ方は多いものです。
でも大丈夫。自宅で、器具なしで、しかも初心者でも安全に取り組める筋トレがあります。
この記事では、家でできる基本の筋トレを5つ紹介し、効果を出すためのコツや習慣化のポイントも解説します。


家でできる筋トレ5選(器具なし・初心者向け)
スクワット|下半身と体幹を同時に強化

やり方
- 足を肩幅に開いて立つ
- 背筋を伸ばしたまま、お尻を後ろに引きながら腰を落とす
- 太ももが床と平行になるまで下げ、ゆっくり戻す
- 15回を目安に行う
膝がつま先より前に出ないように注意すると、膝の負担を防ぎながら効果的に下半身を鍛えられます。
スクワットのより詳しい方法は下記の記事で紹介しています!

腕立て伏せ(膝つきでもOK)|胸・腕・肩を鍛える

やり方
- 手を肩幅よりやや広く床につき、膝またはつま先で体を支える
- 背中をまっすぐに保ちながら、肘を曲げて胸を床に近づける
- ゆっくり押し戻す
- 10~15回を目安に行う
きついと感じる場合は膝をついてOK。正しいフォームを優先しましょう。
下記の記事は腕立て伏せのフォームについて科学的に分析しています。手の幅や繰り返すスピードで効果は変わります。詳しくは下記の記事で!

バックエクステンション|背筋を鍛えて姿勢改善

やり方
- うつ伏せになり、手を頭の後ろに添える
- 息を吐きながら胸を軽く持ち上げる
- ゆっくり下ろす
- 15回を目安に行う
腰を反らしすぎず、背中の筋肉を意識することが大切。デスクワークで猫背気味の方におすすめです。
ヒップリフト|お尻と太もも裏を引き締め

やり方
- 仰向けに寝て膝を立てる
- 息を吸いながらお尻を持ち上げ、肩から膝まで一直線にする
- 3秒キープしてゆっくり下ろす
- 15回を目安に行う
お尻を持ち上げるときに「お腹も一緒に引き締める」意識を持つと、体幹にも効果が広がります。
カーフレイズ(かかと上げ)|ふくらはぎを強化

やり方
- 壁や椅子に手を添えて立つ
- 息を吐きながらかかとを上げてつま先立ちになる
- ゆっくり下ろす
- 15回を目安に行う
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど血流改善に重要。むくみ解消や冷え対策にもおすすめです。
ふくらはぎをもっと鍛えたい場合は下記の記事で紹介している筋トレも行いましょう!

家でできる筋トレ 効果を出すためのポイント
強度の目安
筋トレは「少しきつい」と感じるくらいがちょうど良い強度です。
ラクすぎると筋肉に刺激が入らず、逆に無理をするとケガにつながります。
フォームが崩れない範囲で、最後の数回が「ちょっと頑張らないとできない」と思える強度を目安にしましょう。
強度は「回数」だけでなく「動作のスピード」や「休憩の長さ」でも調整できます。動作をゆっくりにするだけでも強度はぐっと上がります。
回数・セット数
初心者は 10~15回×1セット から始め、慣れてきたら15~20回×2〜3セット に増やすと効果的です。
筋肉を鍛えるには「刺激→回復→成長」の流れが大切なので、1回のトレーニングで同じ筋肉を2〜3回刺激するイメージで行うと良いでしょう。
筋肉の成長は「超回復」と呼ばれる現象によって起こります。トレーニングで刺激を受けた筋肉は48〜72時間かけて修復され、その過程で少し強くなります。
下記の記事では筋トレの回数やセット数、頻度はどのくらいが最適か詳しく説明しています(科学的混根拠あり)。

頻度
筋トレ初心者は 週2〜3回 が目安です。
毎日行わなくても十分効果は出ますし、むしろ休養が筋肉の成長に欠かせません。全身を鍛える場合は1日おきに行うと効率よく続けられます。
筋トレは「やらない日=サボり」ではなく「筋肉が成長している時間」です。休むことも計画の一部と考えると気が楽になります。
「筋トレはお休みするけど身体は動かしたい」という場合は、家でヨガをしましょう。ヨガを行えば心と体が整います。

家でできる筋トレを習慣化するコツ

毎朝行う
朝の時間は予定に左右されにくく、習慣化に最適です。
寝起きで体が硬いときは軽いストレッチから始め、その流れで筋トレを行うと自然に続けられます。
朝の筋トレは代謝を上げる効果もあり、日中の消費カロリーアップにもつながります。
朝のストレッチは下記の記事で紹介しています!

入浴前に行う
夜の時間帯にまとめて取り組むのもおすすめです。
筋トレ後に入浴すると血流が良くなり、疲労回復もスムーズ。寝つきが改善されるメリットもあります。
筋トレで体温が上がり、その後お風呂に入るとさらに血行促進。副交感神経も働きやすくなるため、快眠効果が期待できます。
スマホのタイマーを利用する
「時間がきたらやる」と決めておくことで、習慣が崩れにくくなります。特に毎日同じ時間にアラームを設定すると、筋トレが生活リズムの一部として定着しやすいです。
タイマーの名前を「スクワットタイム」などに設定すると、ちょっと楽しい気持ちで取り組めます。
YouTube動画を活用し自宅で筋ト
文字や写真だけではフォームがわかりにくいこともあります。そんなときはYouTube動画を活用しましょう。動画を見ながら一緒に行うことで正しい動きを学べ、モチベーション維持にも役立ちます。
特に初心者向けの「短時間・器具なし動画」がおすすめ。まずは1本を繰り返すことから始めましょう。
まとめ|家でできる筋トレは自分を変える!
- 家でも器具なしで十分筋トレはできる
- 基本の5種目(スクワット・腕立て伏せ・バックエクステンション・ヒップリフト・カーフレイズ)で全身をバランスよく鍛えられる
- 効果を出すには「フォーム・回数・頻度」を意識することが大切
- 習慣化のコツやYouTubeを活用して、無理なく継続していきましょう


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