- ヨガはコンピュータービジョン症候群を解消できます。
- コンピュータービジョン症候群とはパソコンやスマホ等のを長時間使用することによって、引き起こされる目の疲労や目の乾き、頭痛などの症状の総称です。
- この記事ではコンピュータービジョン症候群を解消するヨガのポーズを5つ紹介します。
ヨガでコンピュータービジョン症候群を解消しましょう。
コンピュータービジョン症候群とは、パソコンやスマホ等のを長時間使用することによって、引き起こされる目の疲労や目の乾き、頭痛などの症状の総称です。
「なんか体がだるい」、「疲れがとれない」といった場合はコンピュータービジョン症候群である可能性があります。
この記事ではコンピュータービジョン症候群を解消するヨガのポーズを5つ紹介します。ヨガで健康な体を取り戻しましょう。
コンピュータービジョン症候群とは
まずはコンピュータービジョン症候群について簡単に紹介します。
コンピュータービジョン症候群とは
コンピュータービジョン症候群(CVS:Computer Vision Syndrome )は、デジタル機器の長時間使用によって引き起こされる目の疲労や目の乾き、頭痛などの症状の総称です。
近年、パソコンやスマートフォンの普及に伴い、多くの人がコンピュータービジョン症候群に悩まされています。
症状
- 目の疲労・眼精疲労
- 目の乾き・かすみ
- 目の充血
- 頭痛
- 首の痛み
- 肩こり
- 視界のぼやけ
- 目のかゆみ
- めまい
コンピュータービジョン症候群の症状の1つである「首こり」は下記の記事で紹介しているストレッチをすると楽になります。
原因
- ブルーライト
- 目の酷使
- ドライアイ
- 不適切な作業姿勢(悪い姿勢)
- ストレス
不適切な作業姿勢は腰痛を引き起こします。ツライ腰痛でお悩みなら、下記の記事で紹介している「腰痛解消ストレッチ」を行いましょう。
改善策
- PCやスマホの画面の明るさの調整
- ブルーライトカット眼鏡の使用
- 適度な休憩
- 目のまわりの筋肉をほぐす
- 加湿器の使用
- バランスのとれた食事
- 定期的に眼科検診
この記事ではコンピュータービジョン症候群の解消法としてヨガを紹介します。ヨガを行うことで目のまわりの筋肉を癒し、ストレスを解消できます。
ウォーキングやジョギングなどの軽い運動は全身の血行を促進し、目のまわりの筋肉や肩、首の筋肉をほぐすため、おすすめです。詳しくは下記の記事を参考にして下さい。
ヨガはコンピュータービジョン症候群を解消する
ヨガはコンピュータービジョン症候群を解消します。
ここではヨガの効果やヨガがコンピュータービジョン症候群を解消する理由を紹介します。
ヨガとは
ヨガはサンスクリット語で、
- 結びつける
- つなぐ
といった意味があります。
ヨガは、体と心をつなぎ、自分と自分自身(内面)をつなぎ、自分と自然をつなぐことを目的としています。そのため、ヨガは身体だけでなく、心にも良い効果をもたらします。
ヨガの基本的な動きを組み合わせた「太陽礼拝」は疲労回復やストレス解消だけでなく、動脈硬化の改善といった効果もあり、健康づくりにおすすめです。
ヨガの効果
ヨガを行うと下記のような効果があります。
- 体力・筋力の向上
- 柔軟性の向上
- 姿勢の改善
- ダイエット
- 疲労回復
- リラックス
- 集中力の向上
- 血行促進
- 自律神経の調整
コンピュータービジョン症候群を解消するには、
- 姿勢の改善
- 疲労回復
- リラックス
- 血行促進
- 自律神経の調整
が必要です。ヨガの効果にこれらは含まれるため、ヨガはコンピュータービジョン症候群を解消することができます。
ダイエットを成功させたければスクワットをしましょう。詳しくは下記の記事で!
ヨガのポイント
コンピュータービジョン症候群を解消するための、ヨガのポイントは4つです。
- 鼻呼吸
- 部屋の照明を落とす
- リラックスできるBGMを流す
- ヨガマットを敷く
鼻呼吸
ヨガを行う際は鼻呼吸を行いましょう。鼻呼吸は気持ちを落ち着かせる効果があるからです。気持ちが落ち着くことで、自律神経が整います。
鼻呼吸は鼻毛がフィルター代わりとなって、綺麗な空気を体内に取り込むことができます。綺麗な空気は体内を綺麗にします。
鼻呼吸のメリット
鼻呼吸のメリットは下記のとおりです。
- 免疫力の向上
- 喉の乾燥を防ぐ
- リラックス効果
- 集中力の向上
- 口臭の予防
- 歯周病の予防
- 顔の歪みの予防
- ダイエット効果
コンピュータービジョン症候群の原因の一つはストレスです。ヨガのポーズに鼻呼吸を組み合わせて、ストレスを解消しましょう。
ストレスは口臭を引き起こす原因でもありますが、ヨガは口臭も改善することができます。
部屋の照明を落とす
照明を落とした環境でヨガを行いましょう。
照明を落とすことで、気持ちが落ち着くだけでなく、目にも優しく目の疲れ(眼精疲労)を解消することができます。
リラックスできるBGMを流す
ヨガは無音で行ってももちろん構いませんが、自然音やリラックスBGMを流すと、より気持ちが落ち着かせることができます。
- 雨の音
- 川の流れる音
- 鳥の鳴き声
自然音はYouTubeで検索するとすぐに見つかります。
心をリラックスさせることで自律神経が整います。自律神経が整えば、心身の不調を改善することが出来ます。下記の記事で紹介している自律神経を調整するストレッチを行いましょう。
ヨガマットを敷く
可能であればヨガマットを使用しましょう。ヨガマットを使用すると関節や骨が床に直接当たらずにヨガを集中して行うことができます。
ヨガマットは100円ショップでも購入できます。
コンピュータービジョン症候群を解消する5つのヨガのポーズ
ここからはコンピュータービジョン症候群を解消するヨガのポーズを5つ紹介します。
キャット&カウ
- 四つ這いになる。
- 手は肩の下、膝は股関節の下にくるように調整する。
- 「背中を反る」と「背中をまるめる」を交互に行う。
背中の筋肉を動かすことで、
- ストレスの解消
- 肩こりの解消
- 腰痛の解消
- 自律神経を整える
といった効果があります。
呼吸に合わせて背中を動かす
キャットアンドカウは呼吸にあわせて背中を動かしましょう。
- 背中を反る:息を吸う
- 背中をまるめる:息を吐く
背中を反る時は「斜め上を見る」、背中をまるめる時は「おへそを覗きこむ」ことで背中が動かしやすくなります。
猫の伸びのポーズ
- 四つ這いの姿勢から始める。
- 両手を遠くについて、お尻をかかとに近づける。
- 背中を反らせ、おでこをマットにつけて、脇をマットに近づける。
脇をマットに近づける程、脇のあたりがストレッチされます。猫の伸びのポーズはキャットアンドカウの流れで行いましょう。
指を床につける
手のひらをマットにつけた状態では、脇のストレッチ感が足りない場合は手のひらをマットから浮かせて、指をマットにつけましょう。この際も脇を出来るだけマットに近づけましょう。
おでこではなくアゴをマットにつけるとストレッチの強度が更に上がります。
胸をひらくポーズ
- 四つ這いの姿勢から始める。
- 左手を右手の方に寄せ、左手があった位置に左脚を置く。
- 左脚と右手を土台にし、右脚を出来るだけ後ろに引く。
- 左手を挙げて、胸をひらく。
- ポーズを維持した状態で鼻呼吸を5回繰り返す。
胸を開くポーズは姿勢の改善や背中、肩甲骨まわりの筋肉をほぐす効果があります。肩甲骨から腕を挙げる意識で行いましょう。
膝の向きに注意する
胸を開くポーズでは、前足の膝の向きに注意しましょう。
特に膝が内側を向いてしまうと膝を痛める原因となってしまいます。つま先と膝の向きを揃えて、真っすぐ前に向けましょう。
体側を伸ばすポーズ
- あぐらの状態で片手を挙げ、もう一方の手を斜め後ろ、床につく。
- 挙げた手を斜めに倒し、体側をストレッチした状態で「深くゆっくりな呼吸」を三回繰り返す。
- 左右それぞれ行う。
体側を伸ばすポーズは背中、脇、あばら骨のあたりの筋肉をストレッチすることができます。これらの筋肉を伸ばすことで、ストレスの解消や悪い姿勢の解消といった効果があります。
床についた手で体を支える
体側を伸ばすポーズでは体が倒れないように注意しましょう。体を倒さないために、床についた手で体を支えましょう。
体側を伸ばすポーズは体を横に倒すので、そのまま体が横に大きく倒れやすいです。体が倒れてしまうとしっかり体側を伸ばせないので、ご注意下さい!
背中を伸ばすポーズ
- 体側を伸ばすポーズの次に行う。
- 斜め上に伸ばして手を、斜め前につく。
- できるだけ手を遠くについた状態で「深くゆっくりな呼吸」を三回繰り返す。
- 左右反対側も同様に行う。
背中を伸ばすポーズは肩こりや腰痛、ストレスの解消効果があります。
まとめ
- ヨガはコンピュータービジョン症候群を解消できます。
- コンピュータービジョン症候群とはパソコンやスマホ等のを長時間使用することによって、引き起こされる目の疲労や目の乾き、頭痛などの症状の総称です。
- この記事ではコンピュータービジョン症候群を解消するヨガのポーズを5つ紹介しました。
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