ストレスもモヤモヤも全部流す!滝汗エクササイズで気分スッキリ

【この記事でわかること】

  • なぜ汗をかくと気持ちが晴れるのか?
  • リフレッシュに最適な運動とは?
  • 自宅でできる滝汗エクササイズ5選

私はスポーツインストラクターとして病院やスポーツジムで活動しています。

仕事でヘトヘト、家事に育児に余裕なし。 「何もかも投げ出したい…」そんな日はありませんか?

そんなあなたに試してほしいのが、「滝汗エクササイズ」です。

汗をかくことで体の中のモヤモヤも一緒に流れ出し、心もスッキリ軽くなる。 運動が苦手でも大丈夫。

この記事では、初心者でも安心して取り組める“気分転換のための運動”をご紹介します!

目次

最近、スッキリ汗をかいてますか?

「汗をかく=しんどい」というイメージがあるかもしれませんが、 実は汗をかくことには“心のデトックス効果”があります。

  • 呼吸が深くなることで脳が活性化
  • 血流が良くなり、全身に酸素と栄養が行き渡る
  • 緊張がほどけ、心もリラックス

日々のストレスや疲労感がたまっている人ほど、汗をかくことによる爽快感を感じやすいものです。

汗をかくと“幸せホルモン”と呼ばれるエンドルフィンも分泌され、心が前向きに!

心をリラックスさせるにはヨガも効果的です!

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なぜ汗をかくと気分がリフレッシュするのか?

脳が喜ぶ!エンドルフィンとセロトニンの力

運動をすると、脳内で「エンドルフィン」や「セロトニン」といったホルモンが分泌されます。

エンドルフィンは“天然の鎮痛剤”とも呼ばれ、ストレスや痛みを和らげる働きがあります。

セロトニンは精神を安定させ、幸福感をもたらします。

滝汗が出るほどの運動をすると、これらのホルモンの分泌が促進され、心が明るく前向きになるのです。

汗で“冷却”されることでリセット感が生まれる

汗をかくことで、私たちの体は体温を調整しようと働きます。

このとき、体が「冷やされる感覚」を得ることで、まるでシャワーやお風呂上がりのようなリフレッシュ効果が得られます。

また、汗が蒸発する際には肌の表面も清潔になり、気分がすっきりする感覚が増すのです。

呼吸と血流が整い、自律神経が安定

発汗を伴う軽い運動は、呼吸を自然に深くさせ、血流を促進します。

これによって交感神経と副交感神経のバランスが整い、自律神経が安定。

イライラや不安感がやわらぎ、心の落ち着きを取り戻すことができます。

とくに夕方以降に行うと、その後の睡眠の質も高まりやすくなります。

自律神経について、詳しくは下記の記事をご覧ください!

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ストレス発散 滝汗トレーニング

ここからは5つの滝汗トレーニングを紹介していきます。

フルスクワット

  1. 脚を肩幅にひらき、両手を肩の高さで前に伸ばす。
  2. 膝を深く曲げ、お尻を床に近づける(目線は前に向ける)。
  3. 「膝を伸ばす」と「膝を深く曲げる」を繰り返し行う。

フルスクワットは太ももやお尻を鍛えます。

背中は真っすぐにする

フルスクワットは背中を真っすぐのままで膝を曲げましょう。背中がまるくなってしまうと、腰に負担が掛かってしまいます。

背中を真っすぐにするには前を向くことがポイントです。

きつすぎる場合はハーフスクワットでもOK

フルスクワットがきつすぎる場合はハーフスクワットでもOKです。ハーフスクワットは膝を90度に曲げるスクワットです。

ハーフスクワットは下記の点に注意して行いましょう。

  • 膝を曲げた際、つま先よりも膝が前に出ないようにする。
  • 目線は下に向けず、前を向いて行う。
  • 上半身は軽く前に倒す(おじぎをするイメージ)

キック&つま先タッチ

  1. 前方に大きくキックをする。
  2. キックした方の脚と左右反対の手で、キックしたつま先をタッチする。
  3. 左右交互にリズムよく行う。

キック&つま先タッチは股関節周囲筋や腹筋を鍛える効果があります。また、リズムよく行うことで有酸素運動にもなり、脂肪燃焼効果が加わります。

すねや膝をタッチでもOK

どうしてもつま先がタッチできない場合はすねや膝をタッチしましょう。

  • 足を高く上げること
  • お腹をしっかり捻じること

上記の2点を意識して行って下さい。

バーピージャンプ

  1. 起立した状態から、膝を曲げてしゃがみ、両手を床につける。
  2. 両手は床についたまま、両脚を後ろに引く。
  3. 腕立て伏せの状態から、両脚を手の方に引き寄せ、再びしゃがんだ状態になる。
  4. 立ち上がり、真上にジャンプする。両手で頭の上で拍手をする。
  5. “1”から“4”を繰り返し行う。

バーピージャンプは太もも、お尻、ふくらはぎ、胸など多くの筋肉を鍛えることができます。また、バーピージャンプは消費カロリーも多く、ダイエットに効果的です。

全身を大きく使う

バーピージャンプのポイントは全身を大きく使うことです。バーピージャンプはトレーニングの強度が高く、疲れやすいトレーニングですので、ついつい動きが小さくなってしまいます。

しかし、大量の汗をかくためにはできるだけ全身を使い、動きを大きくしなければなりません。「疲れたときこそ動きを大きく!」を意識して行いましょう。

クランチ

  1. 仰向けで両脚をあげる。膝と股関節を90度にする。両手は頭の後ろで組む。
  2. 膝の位置は変えずに腹筋の力で起き上がり、肘を膝にあてる。
  3. 頭をぶつけないように注意して、上体を元に戻す。

クランチは腹筋を鍛えます。

膝の位置は変えない

クランチのポイントは膝の位置を変えないことです。膝の位置がずれてしまうと、腹筋以外の筋肉に刺激が入ってしまい、腹筋を鍛える効果が減ってしまいます。

膝の位置を変えないために、壁に足の裏をつけて行いましょう。膝と股関節を90度にし、足の裏を壁につけます。この状態でクランチを行うと、膝の位置が変わらずに行えます。

ランジジャンプ

  1. 脚を前後にひらき、左右の膝をそれぞれ90度に曲げる。
  2. 真上のジャンプし、空中で前後の脚を入れ替える。
  3. 着地したら、両膝を曲げてスタートの状態に戻る。
  4. “1”~“3”を繰り返し行う。

ランジジャンプは太ももやお尻、ふくらはぎを鍛えることができます。

腕を振ってバランスをとる

ランジジャンプはバランス(姿勢)を崩しやすいトレーニングです。バランスを崩さずトレーニングを続けられるよう両手でバランスをとりましょう。

  • 脚の動きに合わせて両手を前後に振る
  • 両手を横に伸ばす

など両手で体のバランスを保ちましょう。

まとめ:汗は“こころ”にも効くリセットスイッチ

「ただ汗をかいただけ」なのに、気持ちがスーッと晴れる。 それが滝汗エクササイズの一番の魅力です。

たった5分、たった1種目でもOK。

「気分が切り替わった」「もう少しがんばれるかも」そんな小さな変化が、 あなたの毎日を前向きにしてくれます。

忙しい毎日こそ、1日1回「汗で心を洗う時間」を。 体だけじゃない、心のリフレッシュをあなたの習慣にしませんか?

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この記事を書いた人

ご覧頂きありがとうございます。
スポーツインストラクター|健康運動指導士|心臓リハビリテーション指導士|ヨガインストインストラクター|スポーツジム・病院勤務|読書好き|漫画も好き|名言が好き|運動・健康について情報発信|YouTubeでトレーニング動画配信中

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