【この記事でわかること】
- 膝の痛みと筋肉の硬さの関係
- 自宅でできる膝痛対策ストレッチ3選
- ストレッチを行うポイント

筆者プロフィール
- 医療・運動分野で運動指導(15年以上)
- 保有資格:健康運動指導士、心臓リハビリテーション指導士、ヨガインストラクター(RYT200)
- 疲労はもちろん、肩こり・腰痛・目の疲れが嫌なので日々疲労回復に励む
- 好きな食べ物は焼き鳥とビール!
- 「階段の上り下りがつらい…」
- 「立ち上がる時に膝が痛い…」
そんな悩みはありませんか?
私は医療系運動指導士として、これまで多くの方の運動指導を行ってきました。
その中で感じるのは、膝が痛い人ほど「膝まわりの筋肉」が硬くなっていることが多いということです。
特に、
- 太ももの裏(ハムストリングス)
- ふくらはぎ
- 内もも
が硬くなると、膝への負担が増えやすくなります。

そこで今回は、運動嫌いな人でも自宅で簡単にできる「膝の痛みを和らげるストレッチ」を3つ紹介します。
膝の痛みと筋肉の硬さは関係している


膝そのものだけが悪いとは限りません。膝は「太もも」や「ふくらはぎ」の筋肉とつながって動いています。
そのため、周囲の筋肉が硬いと、
- 膝が動きにくくなる
- 関節に負担が集中する
- 歩く時に痛みが出やすくなる
ことがあります。
逆に、筋肉をやわらかくすると、膝の動きがスムーズになりやすいです。



膝を深く曲げないストレッチで膝痛が和らぐ人をよく見かけます。
自宅でできる膝の痛みを和らげるストレッチ3選
① ハムストリングスストレッチ


太ももの裏側を伸ばすストレッチです。下半身の柔軟性改善につながります。
やり方
- 床に座る
- 片脚を前へ伸ばす
- 反対側の膝は軽く曲げる
- 背筋を伸ばしたまま身体を前へ倒す
- 20〜30秒キープ
- 反対側も行う



顔を真っ赤にして行う人がいますが、それは頑張り過ぎです。じんわりゆっくり筋肉を伸ばすのがポイント!
太ももの裏の硬さが気になる人におすすめ
ハムストリングスを柔らかくするストレッチや、硬くなる原因について詳しく解説しています。


床でストレッチしたい人におすすめ
膝やお尻への負担を減らしたい人には、クッション性のあるヨガマットも人気です。
② ふくらはぎストレッチ


ふくらはぎを伸ばすことで、下半身の動きやすさにつながります。
やり方
- 壁に両手をつく
- 片脚を後ろへ引く
- かかとを床につけたまま体重を前へかける
- 20〜30秒キープ
- 反対側も行う



かかとが床から浮かさないのがポイント。かかとが浮いてしまうと人、多いです!
ふくらはぎをしっかり伸ばしたい人におすすめ
角度を調整しながら行いたい人には、ストレッチボードを使ったふくらはぎストレッチも人気です。
③ 内ももストレッチ


内ももの筋肉が硬くなると、股関節や膝の動きに影響することがあります。
やり方
- 床に座って脚を開く
- 背筋を伸ばしたまま身体を前へ倒す
- 内ももが伸びた位置で20〜30秒キープ



キツイ場合は手を身体の後ろに手をついて足をひらくだけでもOK!
ストレッチを行うときのポイント
痛みを我慢しない


強い痛みがある場合は無理をしないようにしましょう。「気持ちいい」と感じる程度で十分です。



「痛い」=「頑張っている」と思う人がいますが、「気持ちいい」=「頑張っている」に修正して下さい!
呼吸を止めずゆっくり行う


呼吸を止めると身体が緊張しやすくなります。ゆっくり呼吸しながら行いましょう。



筋肉を伸ばす時に「ふー」と長く細く息を吐くのが大事!
反動をつけない


勢いをつけると筋肉を痛める可能性があります。ゆっくり伸ばすことが大切です。



反動を使うストレッチもありますが、膝痛を和らげるには静かにゆっくり優しくが大事!
毎日少しずつ継続する


短時間でも、継続することが大切です。まずは1日5分から始めてみましょう。



多くの人が1週間ストレッチを続けると体に変化が現れます!
ストレッチを習慣化したい人におすすめ
習慣化をサポートするカレンダーを使うのがおすすめです。
ストレッチを控えたほうがいい場合


次のような場合は、無理にストレッチを行わないようにしましょう。
- 歩くのがつらいほど強い痛みがある
- 膝が腫れている、熱を持っている
- ストレッチをすると痛みが強くなる
- 痛みが長期間続いている
- 階段の上り下りが極端につらい
- 膝が抜けるような感覚がある



症状が気になる場合は、医療機関へ相談することも大切です。
まとめ
膝が痛いと、「運動しなきゃ」と思ってもなかなか身体を動かせませんよね。そんな人こそ、まずはストレッチから始めるのがおすすめです。
ストレッチは、
- お金をかけずにできる
- 自宅でできる
- 身体への負担が少ない
というメリットがあります。



「膝が痛いから運動しない」とよく耳にします。「膝が痛いからストレッチする」に変更して欲しい!
参考文献
- Exercise Therapy for Knee Osteoarthritis
- Stretching and Flexibility Exercises for Joint Health
- The Role of Muscle Flexibility in Musculoskeletal Health
- Clinical Guidelines for Knee Osteoarthritis Management










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