- 人間関係によるストレス…、ヨガで解消しましょう!
- ストレスの原因で最も多いのが「人間関係」です。ストレスはため込み過ぎる体や心が不調になります。
- この記事では人間関係のストレスを解消するヨガのポーズを紹介します。
人間関係のストレスはヨガで解消しましょう!
ストレスの原因で最も多いのが「人間関係」です。職場や家庭、友人、恋人…人間関係の悩みは尽きることがありません。
ストレスは溜め込み過ぎると体と心に悪影響を及ぼし、楽しい毎日に影を落とします。楽しい毎日に必要のないストレスはヨガで解消することができます。
この記事では「人間関係のストレスを解消するヨガのポーズ」を紹介します。
- ヨガ初心者
- 体が硬い
- 運動不足
といった方でも問題なく行えます。ヨガでストレスを解消し、リフレッシュしましょう!
人間関係とストレスについて
まずは人間関係とストレスについて紹介します。
人間関係はストレスの原因
ストレスの原因で最も多いのが人間関係です。
あらゆる所でストレスの原因を調査されていますが、どの結果も人間関係がストレスの原因として最も多い結果でした。
なぜ人間関係がストレスになるのか
人間関係がストレスになってしまう原因は下記のようなものがあります。
- 価値観の違い
- 相手からの過度な期待
- 相手への気遣い
- 嫉妬
- 嫌がらせを受ける
- 裏切られる
ストレスとは
ストレスとは
ストレスとは、外部からの刺激によって生じる緊張状態のことです。ストレスの原因となる外的刺激を「ストレッサー」といいます。
ストレスの原因は、大きく分けて、
- 「環境的要因」
- 「身体的要因」
- 「心理的要因」
- 「社会的要因」
の4つに分けられます。
ストレスによる症状①体
ストレスが溜まると、下記のような症状が体に現れます。
- 頭痛
- 肩こり
- 腰痛
- 胃痛
- 不眠
- 食欲不振
- 便秘・下痢
- 吐き気・嘔吐
ストレスは口臭の原因にもなります。詳しくは下の記事をご覧ください。
ストレスによる症状②心
ストレスが原因の症状は心にもあらわれます。
- 不安感の増大
- 過緊張
- イライラしやすい
- 怒りっぽい
- 悲しみの増大
- 抑うつ状態
緊張を和らげるには体を軽く動かすことがおすすめです。詳しくは下の記事をご覧ください。
ストレスによる症状③行動
ストレスによる症状は体と心にあらわれますが、ストレスは行動にも悪影響を及ぼします。
- 集中力の低下
- 判断力の低下
- 喫煙の増加
- 飲酒の量の増加
- 過食
- 断続的な休職
ヨガは人間関係によるストレスを解消する
ストレスは体や心、行動にも悪影響を及ぼしますが、ヨガはストレスの解消に効果的です。ここではヨガについて紹介します。
ヨガとは
ヨガとは
ヨガはサンスクリット語で、
- 結びつける
- つなぐ
といった意味があります。
ヨガは、体と心をつなぎ、自分と自分自身(内面)をつなぎ、自分と自然をつなぐことを目的としています。
ヨガの効果
ヨガはストレスを解消します、ストレス解消以外にも体や心に良い効果をもたらします。
- 体力・筋力の向上
- 柔軟性の向上
- 姿勢の改善
- ダイエット(脂肪燃焼)
- 疲労回復
- リラックス効果(ストレス解消)
- 集中力の向上
- 血行促進(動脈硬化の改善)
ヨガの基本的な動きを組み合わせた「太陽礼拝」はストレス解消効果はもちろん、柔軟性の向上や動脈硬化の改善といった効果もあります。詳しくは下の記事をご覧ください。
ヨガが人間関係によるストレスを解消する理由
ここでは、なぜヨガが人間関係によるストレスを解消するのか紹介します。
心を落ち着かせるから
ヨガは心を落ち着かせる効果があるため、人間関係によるストレスを解消します。ヨガの特長である「ゆっくりとした深い呼吸」は心をとても落ち着かせる効果があります。
人間の体には自律神経があります。ストレスは自律神経の働きを乱し、心身に様々な不調を引き起こします。ヨガは自律神経の働きを整え、心身を健康にします。
筋肉がほぐれるから
心と体はつながっているため、心にストレスがかかると体は緊張し、筋肉は硬くなります。
ヨガは筋肉の緊張をほぐす効果があります。ヨガのポーズは筋肉を伸ばしたり、収縮させたり、圧迫したりすることで、筋肉の緊張をほぐし、筋肉を柔らかくします。
嫌なことを忘れられるから
ヨガは、心と体を繋ぎ、今この瞬間に集中することを促す運動です。
呼吸に意識を向けることや、体の動きに集中することで、頭の中を空っぽにし、嫌なことを忘れることができます。
集中力が上がるから
ヨガは集中力を高める効果があります。集中力が高まると、ストレスの原因となる思考や感情に振り回されにくくなります。また、ストレスに対処する能力が向上します。
ヨガは全身を動かすため、脳の血流が促進されます。脳の血流が促進されると、脳の活動が活発になり、集中力が高まります。
ヨガを行う上でのポイント
ヨガは人間関係によるストレスを解消しますが、ストレスを解消するには正しい方法で行う必要があります。ここではヨガを正しく行う上でのポイントを紹介します。
ヨガマットを使う
ヨガを行う時はできるだけヨガマットを使いましょう。
ヨガマットを使うことで、
- 気持ちを「ヨガを行うこと」に切り替えることができる
- 関節を床にぶつけて痛める心配がない
- 仰向けやうつ伏せで行うポーズを行いやすい
といったメリットがあります。
ヨガマットがない場合はカーペットの上で行いましょう。
静かな環境で行う
ヨガは静かな環境で行いましょう。静かな環境でヨガを行うことで、自分の内面としっかり向き合うことが出来、ストレス解消(リラックス効果)することができます。
ヨガの最中はBGMを流すのもおすすめです。個人的には自然音(雨、川、風)がオススメです。YouTubeでも配信されているので、お試しください。
呼吸を意識する
ヨガはポーズをとることだけでなく、呼吸がとても大事です。深い呼吸は内臓を温めることができるからです。
また、呼吸を意識して行うことで気持ちを落ち着かせ、体内をリフレッシュすることができるからです。
ヨガの呼吸は基本腹式呼吸です。更に腹式呼吸は鼻呼吸で行います。鼻で空気を吸って、「長くゆっくり」鼻から吐くことを意識してヨガを行いましょう。
人間関係のストレスを解消するヨガ
ここからは人間関係のストレスを解消するヨガのポーズを紹介します。
姿勢を整えるで呼吸をする
- 床にあぐらの状態で座る
- お尻の骨(座骨)を床にあてて、骨盤を立て、背骨を真っすぐにする。
- 優しく目を閉じ、鼻呼吸を繰り返す。
目を閉じることはストレス解消に効果的な方法です。鼻呼吸と合わせて行いましょう。
姿勢を整えることのメリット
姿勢を整えることで下記のメリットがあります。
- 体内に多くの空気を取り込むことが出来る
- 肩こりや腰痛を防ぐことが出来る
- 姿勢が安定する
体内にたくさんの空気を取り込むことで、気持ちが落ち着かせることができます。
体側を伸ばすポーズ
- あぐらの状態で片手を挙げ、もう一方の手を斜め後ろ、床につく。
- 挙げた手を斜めに倒し、体側をストレッチした状態で「深くゆっくりな呼吸」を三回繰り返す。
- 左右それぞれ行う。
体側を伸ばすポーズは背中、脇、あばら骨のあたりの筋肉をストレッチすることができます。これらの筋肉を伸ばすことで、呼吸が深くなり、イライラを解消することができます。
床についた手で体を支える
体側を伸ばすポーズでは体が倒れないように注意しましょう。体を倒さないために、床についた手で体を支えましょう。
体側を伸ばすポーズは体を横に倒すので、そのまま体が横に大きく倒れやすいです。体が倒れてしまうとしっかり体側を伸ばせないので、ご注意下さい!
背中を伸ばすポーズ
- 体側を伸ばすポーズの次に行う。
- 斜め上に伸ばして手を、斜め前につく。
- できるだけ手を遠くについた状態で「深くゆっくりな呼吸」を三回繰り返す。
- 左右反対側も同様に行う。
背中を伸ばすポーズは肩こりや腰痛、ストレスの解消効果があります。
合せきのポーズ
- 坐骨がマットに当たるようにして座る。
- 左右の足の裏を合わせて、出来るだけ手前に引き寄せる。
- 上半身を前に倒し、「深くゆっくりな呼吸」を三回繰り返す。
- お尻が床から離れないように注意して行う。
合せきのポーズは股関節の柔軟性の向上、血行の促進、内臓機能の改善、ストレスの解消といった効果があります。
股関節から上半身を前に倒す
合せいのポーズは足の裏を合わせた状態で上半身を前に倒しますが、股関節から上半身を倒すことがポイントです。股関節から上半身を倒すことで、しっかり股関節周囲の筋肉をストレッチすることができます。
上半身を前に倒した際、お腹と太ももの間の空間が狭くなっていれば、股関節から上半身を前に倒せています。
片脚前屈のポーズ
- 合せきのポーズの次に行う。
- 片足を前に伸ばし、上半身を前に倒す。
- 両手は伸ばした足の膝の横につき、「深くゆっくりな呼吸」を三回繰り返す。
- 左右反対も同様に行う。
片脚前屈のポーズは腰痛の解消や足の冷えやむくみの解消といった効果があります。
背中を真っすぐにする
片足前屈のポーズは「背中を真っすぐにする」ことです。
背中を真っすぐにするために、股関節を折り目とイメージして、上半身を前に倒しましょう。
腰ひねりのポーズ
- 両脚を伸ばした状態から、片膝を立てて、伸ばした足をまたぐ。
- 膝を立てた方に腰をひねり、肘を膝の外側にあてる。もう一方の手は体の後ろにつく。
- お腹をひねり、目線を後ろに向けた状態で「深くゆっくりな呼吸」を三回繰り返す。
- 左右反対側も同様に行う。
腰ひねりのポーズは腰痛の解消、姿勢の改善、ストレスの解消といった効果があります。
胸をはるポーズ
- 坐骨がマットに当たるようにして座る。
- 両手を体の後ろで組んで、手を後方に伸ばす。
- 肩甲骨を寄せて、胸をはった状態で「深くゆっくりな呼吸」を三回繰り返す。
胸をはるポーズは肩こりや首こりの解消、睡眠の質の向上、姿勢の改善、ストレスの解消といった効果があります。
肩を後ろに引く
胸をはるポーズのポイントは「肩を後ろに引く」ことです。肩を後ろに引くことで、肩甲骨が中央に寄り、胸をしっかり張ることができます。
まとめ
- 人間関係によるストレス…、ヨガで解消しましょう!
- ストレスの原因で最も多いのが「人間関係」です。ストレスはため込み過ぎる体や心が不調になります。
- この記事では人間関係のストレスを解消するヨガのポーズを紹介しました。
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