「話すのが苦手だった私が実践している『人前で話すときのコツ』5選

  • 人前で話すことにドキドキしてしまうあなたへ。
  • かつて私も同じように、声が震えたり、頭が真っ白になってしまったことがあります。
  • 今回は、「話せるようになった今も実践している5つのポイント」を紹介します。

私はスポーツインストラクター、兼ヨガインストラクターとして病院やスポーツジムで活動しています。

「人前で話すのがとにかく苦手…」そんな風に感じていませんか?

実は、私もかつては人前で話すのが怖くて声が震えるタイプでした(今でも緊張します)。

話す前に頭が真っ白になったり、うまく言葉が出なかったり…。でも今では、人前で話すことに対して“少しの自信”を持てるようになりました。

今回は、私が実際に練習を重ねながら見つけた「人前で話すときに気をつけていること」を5つにまとめてご紹介します。

すぐに実践できて、あなたの不安を和らげるヒントになる内容ばかりです。

インストラクターの方、プレゼンや会議で話す機会がある社会人の方にもぜひ読んでいただきたい内容です。

「そもそも人前で話せない!」というお悩みは下記の記事を読めば解決できます!

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目次

最初の一言(第一声)が勝負!印象を決めるキーワード

第一声で「空気」が決まる

人前で話すとき、最初の一言には特別な力があります。

私は「こんにちは!」「今日はよろしくお願いします!」といった明るくはっきりとした第一声を意識するようにしています。

緊張していても“元気な声”を先に出す

内心はドキドキしていても、最初に声をしっかり出すことで自分の緊張も和らぎます。

声を出すことで、呼吸が整い、気持ちが落ち着くという効果もあります。気合いを込めた第一声が、自分にも聴き手にもスイッチを入れてくれるのです。

声が通りにくいと感じたら、背筋を伸ばし、胸を開いて話すことを意識してみてください。たったそれだけで声の響きが変わり、聞き手の印象もグッと良くなります。

本番は「基本は台本通り」でOK!柔軟さとのバランスが鍵

台本は「安心の土台」

私は人前で話すとき、事前に構成をしっかり練った台本を用意しています。人前に立つのが馴れない時は台本一言一句覚えていました。

人前に立つのが馴れてきたら「一言一句覚える」のではなく、「話の流れ」と「キーワード」を意識して作っています。
これがあると、「話す順番を間違えたらどうしよう」といった不安を和らげてくれます。

テレビやイベントのプロ司会者も、実は詳細な台本に沿って話していることがほとんどです。「台本通り」は“初心者だから”ではなく、“伝える力のある人がやっている”基本スタイルなんです。

アドリブは無理しない。余裕があれば加える程度に

「場の空気を読んで即興で話すのが理想」と思っていた時期もありました。でも実際は、慣れるまでは無理にアドリブを入れず、台本通りに話すほうが安心して伝えられます。

少し慣れてきたら、反応を見て一言加えるぐらいでも十分です。

感情をこめて話すと、伝わり方が変わる

体験談や想いは“感情のスパイス”

私は、話に自分の気持ちや経験を乗せるようにしています。

たとえば「私も最初は声が震えて…」と伝えるだけでも、聴いている人は親しみを感じてくれます。上手に話そうとするより、自分の言葉で感情を込めて伝えることが何より大切です。

練習する時は、実際に誰かに語りかけているつもりで話すと、自然と感情がこもります。目の前にいる誰か——友達、家族、過去の自分でもOKです!

感情が伝わると「共感」が生まれる

聴き手が「この人の話をもっと聴きたい」と思うのは、完璧な話し方よりも「この人は本気で伝えたいと思っているんだ」と感じたとき。

緊張していても、感情が乗った言葉は人の心を動かします。

台本通りに進まなくて当然!想定外にどう対応するか

台本通りに進まなくて当然!想定外にどう対応するか

“想定外”はむしろ普通のこと

話の途中で聴衆の反応が薄かったり、話の順番が前後してしまったり、スライドが動かない……など、予想外のことは必ず起こります。

私は、台本から外れてしまっても、「あ、こういうこともあるよね」と思えるようになってから、ぐっと楽になりました。

話す相手が「人」である限り、想定外のことは起こって当たり前です。むしろ、台本通りに進むことの方がおかしいと思うようにしましょう!

立て直す「合図」を自分の中で決めておく

たとえば私は「一度深呼吸して、次のメモに目をやる」という動作を合図に、頭を整理し直します。

“自分なりのリセットスイッチ”を用意しておくと、焦らずに立て直すことができます。

TEDの有名スピーカーたちも、本番中に何度も一瞬止まりながら話を組み立て直しています。

「スムーズに聞こえる=止まらない」ではないことを知っておくと、気が楽になりますよ。


カンペは使わず、要点だけのメモを用意する

読むのではなく「見る」ためのメモを作る

本番中に台本やカンペを読みながら話すと、どうしても目線が下がり、聴き手とのコミュニケーションが薄れてしまいます。

私は、カンペの代わりに、要点だけをまとめたメモを1枚用意しています。メモは人前に立つ前に話す流れを確認するために準備します。

ここで注意して欲しいのですが、メモを見ながら人前で話すのは基本NGです。メモを見ながら話すと「伝える」ではなく、「読む」になってしまうからです。

メモを読みながら話すと、伝えたいことがしっかり伝えられないだけでなく、一生懸命さも相手に伝わりません。

「話す順番」「キーワード」だけを絞って記載

メモには、話す流れ(①~⑤など)と、伝えたい言葉を箇条書きでコンパクトに書いておきます。

これだけで安心感が違いますし、目線や感情のこもった話し方を崩さずに進めることができます。

メモを作るときは、キーワードに色をつけたり、マーカーを引くことで、一目で確認しやすくなります。見た目をシンプルに保ちながら「瞬時に思い出せる工夫」をしておくのがコツです。

まとめ

人前で話すことは、誰にとっても少なからず緊張するものです。

  • 最初の一言を大事にする
  • 自分なりの準備法をもつ
  • 感情をこめて伝える

など、小さな工夫を積み重ねることで、少しずつ“話す力”は育っていきます。

私自身、うまく話せなかった経験があるからこそ、今回ご紹介した5つのポイントはどれも実感をもってお伝えできる内容です。

完璧に話す必要はありません。

あなたの言葉で、あなたの想いを届けることが一番大切です。この記事が、少しでもお役に立てたら嬉しいです。

人前で話せるようになると、その仕事の楽しさを感じられるようになります!

下記の記事ではスポーツインストラクターを目指している人向けに「スポーツインストラクターの実際」を紹介しています。是非参考にして下さい!

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スポーツインストラクター|健康運動指導士|心臓リハビリテーション指導士|ヨガインストインストラクター|スポーツジム・病院勤務|読書好き|漫画も好き|名言が好き|運動・健康について情報発信|YouTubeでトレーニング動画配信中

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