顔色が悪いのは血行不良が原因 顔色を良くする7つのストレッチ
目次
顔色が悪い原因
まずは顔色が悪くなる原因を整理しましょう。
そもそも顔色とは
顔色とは、顔の皮膚の色合いのことです。顔色は、
- 血液の量や質
- 酸素量
- 皮膚の厚さ
- メラニン色素の量
などによって左右されます。
目の下のクマも顔色の良さに影響を与えます。目の下のクマを解消したい方は下記の記事のストレッチとマッサージを行いましょう。
顔色が悪くなる原因
下記の項目が顔色が悪くなる原因です。
- 運動不足
- 冷え
- ストレス
- 喫煙
- 睡眠不足
- むくみ
- 疲労
- 肩こり
上記の顔色を悪くする原因は顔の血行不良を起こします。顔への血行が悪くなると顔色が悪く見えてしまいます。
首・肩・背中の血行が悪いと顔色が悪くなる
顔への血行不良は顔色を悪くしますが、
の筋肉が凝り固まると、顔への血行が悪くなります。
顔への血行を良くするためには首、肩、背中の筋肉をほぐす必要があります。この記事では首、肩、背中の筋肉をほぐし、血行を良くするストレッチを紹介します。
スマホの長時間の使用は首こりを起こします。首こりは首がつらいだけでなく、顔色の悪さの原因にもなります。首こり解消には下記の記事を活用して下さい。
顔色を良くするストレッチのポイント
顔色を良くするストレッチは、ポイントを抑えることでストレッチの効果を高めることができます。
正しい姿勢で行う
ストレッチの効果を高めるために、ストレッチを行う前に正しい姿勢で座りましょう。
座骨で座る
正しい姿勢で座るには「座骨」がポイントです。
座骨とはお尻の骨です。左右のお尻を触って「ゴツッ」とした骨が座骨です。座骨を床にあてることで、骨盤が床に対して垂直になり、背筋も真っすぐ伸ばすことができます。
座骨が床に当たっていないと、骨盤が後ろに傾いて背中が丸くなります(上図の右)。
正しい姿勢をとるとしっかり筋肉を伸ばすことができる
正しい姿勢で座り、ストレッチを行うことでストレッチしたい筋肉をしっかり伸ばすことができます。
ストレッチマットを使う
床の上に座骨を当てて座ると、座骨が痛いと感じる人もいます。そんな時はストレッチマットやヨガマットを敷きましょう。ストレッチマットはクッション性があるため、座骨の痛みを解消することができます。
1つ30秒行う
ストレッチは1種目30秒行いましょう。
30秒行う理由
1つのストレッチ30秒かける理由は下記の通りです。
- 筋肉を十分に伸ばすため
- 筋肉の緊張をほぐすため
- 筋肉だけでなく筋膜もほぐすため
- 血液の巡りを良くするため
- 筋肉の柔軟性を高めるため
タイマーを使う
ストレッチの時間はタイマーを使って管理しましょう。
タイマーはスマホのアプリを使うと便利です。
痛気持ちいい強さで行う
ストレッチは「痛気持ちいい」強さで行いましょう。
「痛気持ちいい」は、
- 息をこらえない程度
- お喋りする余裕がある程度
- 不快でない程度
と言い換えることもできます。
痛いと筋肉を傷めてしまう
ストレッチは「痛い!」と感じる程頑張ってしまうことがあります。そのため、ストレッチの強さは痛気持ちいいで抑えるようにしましょう。
お風呂上がりに行う
ストレッチはお風呂上りなど、体が温まった状態で行うのがオススメです。
体が温まった状態でストレッチを行うと、筋肉が伸びやすいです。
顔色を良くする7つのストレッチ
ここからは顔色を良くする7つのストレッチを紹介します。
7つのストレッチは全て床に座って行いますが、椅子に座っても行なえます。
背中
- 両手を組んで、真上に挙げる。
- お尻と両手で上下に引っ張り合うように、背筋を伸ばす。
- 余裕があれば、両手は組んだまま手のひらを上に向ける。
このストレッチは脊柱起立筋と広背筋という背中に位置する筋肉を伸ばします。この2つの筋肉は肩こりや首こりに関係しており、顔色にも影響を与えます。
余裕があれば上を向く
背中のストレッチ感に余裕がある場合は顔を上に向けましょう。
上を向くことで背中のストレッチ感を強めることができるからです。
体側
- 床に座って行う。
- 両手を組んで、真上に腕を伸ばす。
- 両手を組んだまま、横に倒して脇のあたりをストレッチする。
- 左右反対側も行う。
このストレッチは背中や脇の筋肉だけでなく、あばら骨の間にある筋肉も伸ばします。
横に倒した勢いでお尻が浮かないよう注意する
床、または椅子に座って行う場合、両手を横に倒した際にお尻が座面から浮かないように注意しましょう。
お尻が床から浮いてしまうと脇腹のストレッチが弱くなってしまいます。
肩甲骨まわり
- 両手を体の前で組む。
- 両手を出来るだけ前に伸ばし、背中をまるめる。
- 肩甲骨のあたりが伸びているのを感じる。
このストレッチは菱形筋(りょうけいきん)という筋肉を伸ばします。菱形筋は左右の肩甲骨と背骨を繋ぐ筋肉です。
おへそを覗き込む
しっかり背中をストレッチするためには背中をまるめる必要があります。
背中をまるめるためにおへそを覗き込みましょう。
肩
- 片腕を横に伸ばす。
- もう一方の腕は横に伸ばした腕を下から抱える。
- 横に伸ばした腕を手前に引き寄せる。
- 左右それぞれ30秒ずつ行う。
おへそは正面に向けたまま行う
横に伸ばした腕を手前に引き寄せることが肩のストレッチのポイントですが、腕を引き寄せた勢いで、おへそが横を向かないように注意しましょう。
おへそは前に向けたまま行います。
首・横
- 頭を左右どちらかに倒し、耳を肩に近づける。
- 肩が上にあがらないように注意して行う。
このストレッチは僧帽筋中部(首から肩にかけての筋肉)をストレッチします。猫背やパソコンの使用で凝りやすい筋肉です。
肩が上がらないようにする
首の横のストレッチでは肩が上がらないように注意しましょう。頭を横に倒す前に肩が下がっていることを確認しましょう。
肩だけでなく肩甲骨をしっかり下げると、より効果的にストレッチを行えます。
首・後ろ
- 頭を前に倒し、両手を後頭部にのせる。
- 首の後ろの伸びを感じる。
このストレッチは僧帽筋(後頭部から首に伸びる筋肉)を伸ばします。肩こり、首こり解消に効果的なストレッチです。
手には力を入れない
両手を後頭部にのせますが、あくまでも「のせるだけ」です。手に力を入れてしまうと、首の筋肉を痛めてしまいますのでご注意下さい。
首の筋肉はとてもデリケートです。無理にストレッチをすると、次の日寝違いを起こしたようになります。
首・前
- 両手を胸の骨にあてる。
- 口を閉じたまま、上を向く。
- 喉のあたりがストレッチされているのを感じる。
このストレッチは胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)を伸ばします。胸鎖乳突筋は長時間のパソコンやスマホの使用で硬くなりやすい筋肉です。
胸の皮膚を軽く下げる
両手を胸の骨にあてたら、両手で胸の皮膚を軽く下げましょう。
胸の皮膚を軽く下げることで、喉のあたりがよりストレッチされます。
まとめ
- 「なんか顔色悪いよ」と言われて困っていませんか?そんな時は顔色を良くするストレッチを行いましょう。
- 顔色が悪い原因の1つは肩や首、背中の血行不良です。肩こりや疲労が原因で血行不良が起こります。血行を改善すれば、顔色は良くなります。
- この記事では肩や首、背中の血行を改善するストレッチを7つ紹介しました。
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