- スロージョギングで動脈硬化を改善しましょう!
- 動脈硬化は心臓病や脳卒中を引き起こします。スロージョギングは老若男女が行える有酸素運動で、運動が苦手な方でもすぐに行えます。
- この記事では動脈硬化を改善するスロージョギングのポイントを紹介します。
スロージョギングで動脈硬化を改善しましょう!
スロージョギングは有酸素運動の1つで、とてもゆっくりなジョギングです。そのため、
- 運動が苦手
- 運動不足
- 体力に自信がない
といった方も気軽に行える運動です。また、動脈硬化が進行すると心臓病や脳卒中を引き起こします。有酸素運動の1つであるスロージョギングは動脈硬化を改善する効果もあります。
この記事では動脈硬化を改善するスロージョギングの方法を紹介します。スロージョギングで動脈硬化を改善し、健康な体と血管を手に入れましょう!
動脈硬化とスロージョギングについて
まずは動脈硬化とスロージョギングについて紹介します。
動脈硬化とは
動脈硬化とは
動脈硬化とは血管が硬くなったり狭くなったりする病気です。
動脈は心臓から全身に血液を送り届ける役割を担っていますが、動脈硬化が進むと血液の流れが悪くなり、さまざまな病気を引き起こします。
動脈硬化の原因
動脈硬化の原因は下記のとおりです。
- 高血圧
- 脂質異常症
- 糖尿病
- 肥満
- ストレス
- 乱れた生活(寝不足・不眠)
- 運動不足
- 加齢
- 喫煙
- 遺伝
動脈硬化の原因の1つである高血圧はストレッチで改善できます。下記の記事では1日5分で高血圧を改善するストレッチを紹介しています。
動脈硬化度チェック
上記で挙げた「動脈硬化の原因」の項目で、当てはまっている項目が多いほど動脈硬化が進んでいることが考えられます。また、下記のサイトで「動脈硬化セルフチェック」を行うことができます。
動脈硬化が原因の病気
動脈硬化が進行すると、下記の重篤な病気を起こします。
- 高血圧
- 心臓病(心筋梗塞・狭心症・心不全)
- 脳卒中
- 腎臓病
- 閉塞性動脈硬化症
- 認知症
閉塞性動脈硬化症とは脚や首の血管が細く、または血管が詰まってしまう病気です。閉塞性動脈硬化症の改善にはウォーキングが効果的です。
動脈硬化を改善する方法
重篤な病気を起こす前に動脈硬化を改善しましょう。動脈硬化は下記の方法で改善することができます。
- 有酸素運動
- バランスの取れた食事
- 睡眠
- ストレス解消
- 禁煙
- 適正体重の維持
有酸素運動とは酸素を使って筋肉を動かす運動のことを言います。 ウォーキングやジョギング、水泳、そしてこの記事で紹介するスロージョギングなど、長時間継続して行う運動が有酸素運動に該当します。
スロージョギングとは
スロージョギングとは
スロージョギングとは、ジョギングよりもさらにゆっくりとしたペースで走るジョギングです。スロージョギングは時速3~5㎞程度の速さで走ります。
歩く速さは一般的に時速3~4㎞です。スロージョギングは歩く速さと同じくらいの速さで走るジョギングです。
スロージョギングの効果
スロージョギングの効果は動脈硬化の改善だけでなく、体と心の効果をもたらします。
- 体力の向上
- 筋力の向上
- 骨密度の向上
- ダイエット(脂肪燃焼)
- ストレス解消
- 認知症予防
- 高血圧の改善
- 高コレステロール血症の改善
- 高血糖(糖尿病)の改善
スロージョギングはウォーキングと異なり、「跳ぶ」動作が含まれます。跳ぶことで筋肉だけでなく、骨を丈夫にすることができます。骨密度を上げる方法は下記の記事を参考にして下さい。
スロージョギングはこんな人におすすめ
高血圧や糖尿病、高コレステロール血症と診断された方は動脈硬化が進行している可能性が高いので、動脈硬化を改善するためにスロージョギングがおすすめです。
更に、スロージョギングがおすすめな人は下記のとおりです。
- 運動不足な人
- 体力に自信がない人
- 40歳以上
- ダイエットしたい人
- 持病がある人
スロージョギングは膝痛がある方にもおすすめの有酸素運動です。膝痛でお困りの場合は、膝痛を和らげるストレッチを試してみて下さい。
動脈硬化を改善するスロージョギングのポイント
ここからは動脈硬化を改善するスロージョギングのポイントを紹介していきます。
とにかくゆっくり走る
スロージョギングの1つ目のポイントは「とにかくゆっくり走る」ことです。
歩くくらいの速さでOK
スロージョギングの速さは歩く速さと同じくらいです。時速3~4㎞くらいです。スロージョギングはとにかくゆっくり、歩く速さと同じくらいの速さで行いましょう。
スロージョギングを歩く速さと同じくらいの速さで行うことで長時間行うことができます。長時間スロージョギングを続けることが動脈硬化改善にはとても重要です。
一定のリズムで走る
スロージョギングは一定のリズムで行いましょう。一定の速さを維持することで長時間走ることができ、動脈硬化を改善することができます。
走っていると気分が良くなり、ついついペースを上げたくなる時があります。気持ちはわかりますが、長い時間続けるためにペースを上げず、一定のペースで走りましょう
歩幅は小さく
スロージョギングは歩幅が小さいことが特徴です。
指の付け根で着地をする
スロージョギングは指の付け根で着地しましょう。指の付け根で着地をすることで下記のメリットがあります。
- 歩幅が自然と小さくなる
- 膝関節や腰への衝撃が少ない
- 疲れにくく、長時間続けられる
つま先から着地することをフォアフット走行と言います。フォアフット走行はかかとから着地する走り方(ヒールストライク)に比べて、膝や腰への負担が少ないと言われています。
つまずかないように注意する
スロージョギングは指の付け根で着地をするため、つまずきやすい特徴があります。指の付け根での着地はつま先が下がるからです。
スロージョギング中はつまずかないように注意しましょう。
30分を目標に毎日行う
少しずつ時間を伸ばす
スロージョギングは少しずつ時間を伸ばしていきましょう。時間を伸ばしていくことで、体力や筋力が上がっていくからです。少しずつ時間を伸ばし、30分に近づけていきましょう。
動脈硬化の改善には「スロージョギング30分」が目標です。まずは10分、または15分を目標にして、スロージョギングを頑張りましょう。
毎日頑張る
スロージョギングはできるだけ毎日頑張りましょう。毎日続けることでスロージョギングが習慣化します。習慣化すれば、スロージョギングを長期にわたって継続でき、動脈硬化の改善にとても効果的です。
動脈硬化の改善には、やはり定期的な有酸素運動が必要です。スロージョギングが習慣化するまでは大変ですが、習慣化すれば苦にすることなく毎日スロージョギングを行えます。
まとめ
- スロージョギングで動脈硬化を改善しましょう!
- 動脈硬化は心臓病や脳卒中を引き起こします。スロージョギングは老若男女が行える有酸素運動で、運動が苦手な方でもすぐに行えます。
- この記事では動脈硬化を改善するスロージョギングのポイントを紹介しました。
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