【この記事でわかること】
- ストレス解消&ダイエットに効果的なヨガポーズとやり方
- ヨガを続けるためのポイント(呼吸・習慣化の工夫)
- ストレス太りの原因と悪循環のしくみ
- YouTube動画を使ったウォーキングでの実践方法
「ストレスがたまるとつい食べすぎてしまう」「甘いものを食べて気分を落ち着けようとしたら、気づけば体重が増えていた」――そんな経験はありませんか?
ストレス太りは「意志の弱さ」ではなく、心と体の反応によって起こる自然な現象です。だからこそ、まずは自分を責めずに“整える習慣”を取り入れることが大切です。
そこでおすすめなのがヨガ。この記事ではストレス解消とダイエットに効果的なポーズを紹介します。
呼吸とゆったりした動きを通してストレスを解消し、体を引き締める効果も期待できます。


ストレス解消&ダイエットに効果的なヨガポーズ
キャットポーズ(猫のポーズ)

- 四つ這いの姿勢をとる。
- 息を吐きながら背中を丸める。
- 息を吸いながら背中を反らし、胸を開く。
- 5回程度繰り返す。
背骨の動きが自律神経を刺激し、交感神経と副交感神経の切り替えを助けます。特に「吐く呼吸」を意識すると副交感神経が働きやすくなり、気持ちの安定につながります。
橋のポーズ(ブリッジ)

- 仰向けに寝て膝を立てる。
- 息を吸いながらお尻をゆっくり持ち上げる。
- お尻の下で両手を組む。
- 胸から膝まで一直線にし、10〜20秒キープ。
- 息を吐きながらゆっくり下ろす。
- 3回程度繰り返す。
骨盤まわりは自律神経が集中している部分。動かすことで神経のバランスが整い、呼吸も深まりやすくなります。
戦士のポーズⅡ

- 脚を大きく開き、片足を外側に向ける
- 両腕を肩の高さに伸ばし、前足の膝を曲げる
- 目線を前に向けて20秒キープ
- 左右交互に行う
強い姿勢をとることで「安定感」を得られ、集中力が高まります。余計な不安やイライラを切り替えやすくなります。
閂(かんぬき)のポーズ

- 片膝を床につき、反対の脚を横に伸ばす
- 両手を頭上に伸ばし、息を吐きながら横に倒れる
- 左右20秒ずつ行う
体側を伸ばすと呼吸が深まり、副交感神経が働きやすくなります。食欲のコントロールにも役立ちます。
虫のポーズ(仰向けで足バタバタ)

- 仰向けに寝る
- 両足を軽く上げて交互にバタバタ動かす
- 20〜30秒間行う
遊び感覚で行えるため心の緊張が解けやすく、笑いながら行うとセロトニンが分泌され、ストレス解消効果が倍増します。
ヨガのポイント|呼吸と継続がカギ

呼吸を意識する
ヨガではポーズの形よりも「呼吸」が大切です。深い呼吸をすると副交感神経が働き、心身がリラックスします。「吸う時は背筋を伸ばし、吐く時は全身をゆるめる」を意識してみましょう。
呼吸が浅いと逆に緊張が強まることもあるので、必ず「吐く息」を長めに。
深い呼吸は心だけでなく、身体にも良い効果をもたらします。呼吸を深くすれば肌のハリを取り戻すことも!詳しくは下記の記事へ!

短時間でもOK
毎日30分…と決めなくても大丈夫。1日5分、1ポーズだけでもストレス解消効果はあります。短時間でも「続けること」が大切です。
朝起きて1ポーズ、寝る前に1ポーズなど「生活の区切り」に入れると習慣化しやすいです。
楽しんで続ける工夫
「痩せなきゃ」と思うと続けにくくなります。音楽を流したり、YouTube動画を見ながら一緒に行ったりすると、気分転換の時間として取り入れられます。
ヨガは「頑張る運動」ではなく「自分を癒す時間」として取り組むのがコツです。
物事をポジティブに考えることもヨガを継続する上で大切なことです。ポジティブ思考について下記の記事で詳しく紹介しています。ストレス解消にも効果的です。

ストレス太りとは?なぜ起こるのか
ストレス太りは、意志の弱さではなくホルモンや神経の働きによって起こります。
- 原因:ストレスを受けると「コルチゾール」というホルモンが分泌され、食欲を増進
- 特徴:甘いものや脂っこいものを強く欲する
- 悪循環:「ストレス → 過食 → 体重増加 → さらにストレス」
補足すると、コルチゾールは本来「危機に備える」ためのホルモン。
しかし現代では精神的ストレスでも分泌されるため、体が「エネルギー補給をしなければ」と勘違いし、食べすぎにつながるのです。
ストレス太りは体の自然な反応。だからこそ「整える運動」で対策するのが有効です。
自然豊かな所に身を置く「森林浴」はストレス解消にとても効果的。森林浴について詳しくは下記で!

ヨガがストレス太りに効く理由

ヨガはストレス太りの根本にアプローチします。
- 呼吸で副交感神経を優位に → 心が落ち着く
- ポーズで体を動かす → セロトニン分泌が増え、気分が安定
- ストレスが減る → 過食欲求が自然に収まる
ストレス太りの原因は「食べすぎ」ではなく「ストレスそのもの」。
ヨガは呼吸と動きを通して心と体を同時に整えるため、食欲を無理やり抑える必要がなくなり、自然と体重が安定していきます。
ヨガは「痩せるための運動」ではなく「ストレスを軽くする習慣」。結果としてダイエットにつながるのが魅力です。
「幸せホルモン」セロトニンを増やす方法を下記の記事で紹介しています!

YouTubeで一緒に実践してみよう
ヨガポーズを紹介しましたが、「もっと体を動かしてリフレッシュしたい」という方には、自宅でできるウォーキング動画もおすすめです。
大きな動きで全身を使うことで血流が改善し、ストレス解消効果が高まります。記事とあわせて動画を見ながら実践すると、より効果を実感できます。
まとめ
- ストレス太りは「心と体の反応」によるもので、意志の弱さではない
- ヨガは呼吸と動きを通じて自律神経を整え、ストレスを軽減
- 短時間・1ポーズからでも効果がある
- YouTube動画などを活用し「無理なく・楽しく」続けることが大切


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