鼻づまり解消法 スロージョギングは鼻の通りを抜群に良くする

• 鼻詰まりで困っているなら「スロージョギング」を行いましょう。
• スロージョギングとは、通常のジョギングよりもゆっくり走るジョギングです。スロージョギングを行うことで鼻の通りが良くなり、鼻詰まりを解消することができます。
• この記事では鼻詰まりを解消するスロージョギングの方法を紹介します。

私はスポーツインストラクター、兼ヨガインストラクターとして病院やスポーツジムで活動しています。

鼻詰まりで困っているなら「スロージョギング」を行いましょう。

鼻詰まりの原因は風邪や副鼻腔炎ですが、アレルギー性鼻炎やストレスが原因の鼻詰まりはスロージョギングで解消することができます。

スロージョギングを行うことで、

• 血行の促進
• ストレスの解消
• 呼吸数の増加

といった効果があり、これらの効果が鼻詰まりを解消します。

鼻づまりとは

そもそも「鼻詰まり」とは、鼻の穴から喉までの空気の通り道が狭くなり、呼吸がしにくくなる症状のことです。鼻の通りが悪くなることで不快な症状を伴います。

鼻づまりの原因

下記は鼻詰まりの原因とされています。

• 風邪
• アレルギー性鼻炎
• 副鼻腔炎
• 鼻中隔湾曲症
• 鼻茸（鼻の中にポリープのようなものができる）
• 乾燥
• ストレス

鼻づまりの症状

鼻詰まりの症状として、下記のような症状があらわれます。

• 呼吸が苦しい
• 口呼吸になりやすい
• においがよくわからない
• 集中力が低下する
• 睡眠の質が落ちる

スロージョギングとは

スロージョギングとは、ジョギングよりもさらにゆっくりとしたペースで走るジョギングです。スロージョギングは時速３～５㎞程度の速さで走ります。

歩く速さは一般的に時速３～４㎞です。スロージョギングは歩く速さと同じくらいの速さで走るジョギングです。

スロージョギングの効果

スロージョギング体と心に効果をもたらします。

• 体力の向上
• 筋力の向上
• 骨密度の向上
• ダイエット（脂肪燃焼）
• ストレス解消
• 認知症予防
• 高血圧の改善
• 高コレステロール血症の改善
• 高血糖（糖尿病）の改善

スロージョギングはウォーキングよりも消費カロリーが多い特長があるため、ダイエットにも効果的な運動です。

運動不足の人でも行える

スロージョギングは運動不足の人でも気軽に行える運動です。スロージョギングは「とてもゆっくり走る」ため、

• 運動強度が低い
• 関節への負担が少ない

といった特長があり、運動不足の人でも問題なく行えます。

また、下記にあてはまる人にもスロージョギングはおすすめです。

• 体力に自信がない
• 40歳以上
• ダイエットしたい
• 持病がある

スロージョギングが鼻づまりを解消する理由

スロージョギングが鼻詰まりを解消する理由は主に４つです。

• 血流の促進
• ストレスの解消
• 呼吸数の増加
• 身体が温まる

血流の促進

鼻づまりの原因の一つに、鼻の粘膜が腫れて空気の通り道が狭くなることあります。

スロージョギングを行うと体全体の血流が促進され、鼻の粘膜が腫れにくくなります。これによって、鼻の通りが改善されます。

ストレスの解消

スロージョギングを行うと、「幸福ホルモン」であるエンドルフィンが分泌され、ストレスが軽減されます。ストレスが原因で悪化する鼻炎や鼻詰まりに対して、スロージョギングは間接的ではありますが効果があります。

呼吸数の増加

スロージョギング中は普段よりも呼吸の回数が増え、鼻や喉を通る空気の流れが増え、鼻詰まりの症状が緩和されることがあります。

身体が温まる

スロージョギングを行うことで身体が温まります。身体が温まることで鼻の粘膜の腫れが引き、空気の通り道を改善することができます。

鼻づまりを解消するスロージョギングの方法

ここからは「鼻詰まりを解消するスロージョギング」の方法を紹介します。

スロージョギングの前に「鼻マッサージ」を行う

スロージョギングを行う前に「鼻マッサージ」を行いましょう。鼻マッサージを行うと、鼻周辺の血流が良くなり、鼻腔内の腫れや炎症が軽減され、鼻詰まりが解消されます。

• 眉間
• 鼻の脇（小鼻の部分）
• 鼻の付け根（鼻の上部）
• ほっぺた
• 耳の後ろ

上記の部分を人差し指、中指、薬指で軽く押します。マッサージの時間は各部分30秒行います。

耳の後ろにはリンパの流れを促進するツボがあり、この部分をマッサージすることで鼻の通りが良くなります。また、鼻水の排出も促されます。

とにかくゆっくり走る

スロージョギングはとにかくゆっくり走りましょう。「こんなにゆっくりでいいの？」と感じるくらいゆっくりで構いません。

スロージョギングの速さは歩く速さと同じくらいです。時速３～４㎞くらいです。スロージョギングはとにかくゆっくり、歩く速さと同じくらいの速さで行いましょう。

一定のリズムで走る

スロージョギングは一定のリズムで行いましょう。一定の速さを維持することで長時間走ることができ、長時間走ることで身体が温まり、鼻詰まりを解消します。

また、長時間を走ることで持久力や筋力を向上させることができます。

走っていると気分が良くなり、ついついペースを上げたくなる時があります。気持ちはわかりますが、長い時間続けるためにペースを上げず、一定のペースで走りましょう

歩幅は小さく

スロージョギングの歩幅は10～20cm程度です。これは、通常のジョギングの歩幅よりもかなり小さく、歩くのとほぼ同じくらいの歩幅です。

靴を目安に歩幅を調整しましょう。足の大きさが24㎝の場合は靴の半分くらいの歩幅に調整します。

指の付け根で着地する

スロージョギングは指の付け根で着地しましょう。指の付け根で着地をすることで下記のメリットがあります。

• 歩幅が自然と小さくなる
• 膝関節や腰への衝撃が少ない
• 疲れにくく、長時間続けられる

指の付け根で着地する走り方ははかかとから着地する走り方（ヒールストライク）に比べて、関節への衝撃が軽く、膝や腰への負担が少ないと言われています。

つまずかないように注意する

スロージョギングは指の付け根で着地をするため、つまずきやすい特徴があります。指の付け根での着地はつま先が下がるからです。

スロージョギング中はつまずかないように注意しましょう。

20～30分行う

鼻詰まりを解消するスロージョギングは「15～30分」行いましょう。15分以上スロージョギングを行うことで、身体が温まって血行が促進し、鼻詰まりを解消できるからです。

運動時間はその日の体調や忙しさに合わせて柔軟に調整しましょう。

鼻づまり症状が強い時は行わない

鼻詰まりの症状が強い時はスロージョギングは中止しましょう。症状が強い時にスロージョギングを行うと、かえって症状を悪化させることがあるからです。

• 鼻詰まりが強い
• 頭がぼーっとする
• 屋外は花粉がたくさん飛散している

このような場合はスロージョギングは行わず、身体を休ませましょう。

症状が強い時はお風呂で身体を温めるのが、鼻詰まりの解消に有効な方法です。ぬるめ（38～40℃）のお湯に長めに浸かり、お湯で濡らしたタオルを鼻の上にのせると鼻詰まりを解消することができます。

まとめ

• 鼻詰まりで困っているなら「スロージョギング」を行いましょう。
• スロージョギングとは、通常のジョギングよりもゆっくり走るジョギングです。スロージョギングを行うことで鼻の通りが良くなり、鼻詰まりを解消することができます。
• この記事では鼻詰まりを解消するスロージョギングの方法を紹介しました。